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Laos / ラオス 国の歴史と教育問題

第二次世界大戦後、大国の思惑の間で翻弄され続けたラオス。いまだに都市と地方の教育格差、図書にふれる機会もなく、屋根や壁が破損している校舎で学ぶ子どもたちがいるなど、ラオスの子どもたちをとりまく学習環境は課題山積です。

ラオス基礎情報

国名/首都 ラオス人民民主共和国/ヴィエンチャン
基本情報 人口: 668万人 (2014年、世界銀行)
国土面積: 24万キロメート
言語:  ラオス語
平均寿命: 68歳 (2012年、ユニセフ)
乳幼児死亡率(1歳未満): 51人/1,000人 (2015年、世界銀行)
幼児死亡率(5歳未満): 67人/1,000人 (2014年、世界銀行)
経済状況 一人当たりの名目GDP:  11,772 ドル(2014年、世界銀行)
消費者物価上昇率(インフレ率): 4.1%(2015年、世界銀行)
教育状況 小学校を卒業する率: 64%(2009年、Education for All Monitoring Report 2012)
成人識字率: 80%(2015年、ユニセフ)

ラオスの歴史

1353年ランサーン王国が建国されましたが、周辺国からの侵略で分裂状態が続きます。1899年、フランスが植民地化。第二次世界大戦中に日本軍が侵攻し、植民地支配を一時的に解放したのですが、1945年の終戦と同時に日本軍は去りました。 その後は30年にわたってフランスが再び介入し、ヴェトナム戦争とあいまってアメリカが絡み、ラオス人自身も3派にわかれて戦わなければならなかったのは、大国の間で翻弄されたラオスの悲劇だったといえます。今でも処理されずに残っている不発弾が多くあり、国際協力のもとにその処理作業が進められています。

2011年の国内総生産(GDP)は1人当たり1,302ドルで、森林開発、鉱物開発、ダム水力発電などの大きなプロジェクトが始まりっていますが、中国をはじめとする外資系企業の進出で実施されているものが多数を占めます。

ラオスでの教育問題

ラオス国としては、2020年までの後発開発途上国からの脱却を目標に向け、貧困の根本的解決の一つの手段として、教育の普及・改善の行動計画を優先課題として取り組んできています。
また、教育スポーツ省としては、ミレニアム開発目標と同様に、2015年までに「万人のための教育」を達成するための教育政策と、それに基づく教育計画の策定を進めてきています。
これらの成果の一つとして、2005-2006年に84%だった純就学率の全国平均値は、2010-2011年には94.1%までに達しています*。
また、都市部と地方農村部の教育格差是正に対しては「教育のためのグローバル・パートナーシップ(旧:FTI)」の資金による事業を、ラオス国内143郡のうち60郡で実施しています。
しかしながら、教室数・教員数の絶対的不足、教員の質・能力の低さや、教科書・教材・教具不足など依然として多くの課題があり、地方・農村部においてはより深刻な状況にあります。

*出典:ラオス教育スポーツ省2010‐2011