スタッフからの便り(スタッフ日記)
ラマザン(断食)!

今月22日より断食に入った。断食月は毎年10日間ほどずれるので、今年はまだ残暑が残る9月である。夏季は日照時間も長いため、断食は過酷となる。断食といっても、日照時間中は飲食できないため、毎日時間にしたら約13時間。それでも常に何かを飲食することに慣れている私達は、空腹と眠気に苛まれながら毎日を過ごす。それでも、時間が来れば食べることができる。食べることができるとわかっているから我慢できる。でも、これがいつ食べ物にありつけるかわからない、という空腹であったら・・、と考える。そう考えることが、断食月の一つの意味でもあるらしい。イスラム国では、国全体が断食ムードになるため、断食しやすいが、イスラム国以外で断食を行うのはかなり難しいだろう。
イスラム圏で不思議な感覚に陥るのは、断食や断食明け祭(イード)に関しても、毎年行事でありながら、時期がずれる。西暦にそって、毎年同じ月に行事を行う我々にとっては不思議な感覚だ。夏行事、冬行事というようにはならない。毎年10日間程づつずれるからである。
最近では、西暦にあわせて国行事を確定するケースも多々あるようであるが、ラマザン(断食)はそういうわけにはいかない。季節が違えば風流も変わるが、それでも数年後にやってくる猛暑期のラマザンはできれば避けたい。
山本英里