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スラム教育支援事業

ブディングスラムで活動開始


以前にお伝えしたバサックスラムの強制移転。そのバサックスラムのすぐ西隣に、実はバサックスラムよりも大きなブディングスラムがあります。二つのスラムをあわせると約1万人。カンボジアで最大のスラム地区を形成していました。


ここの住民委員長はイコウさんという女性で、小さいときに苦労したので、スラムの子ども達に本を読ませたいと思い、数年前から自分で集めた本をおいて家で小さな家庭文庫を始めました。SVAも絵本を寄贈したりして、彼女の活動を支援したことがありました。この6月になって以前からバサックのようなコミュニティースクール活動が必要だと思っていた彼女から、自分の家を提供するので、SVAにぜひ協力してくれないかとの強い要請が寄せられました。このスラムへも支援が必要と思っていたのと、バサックスラムの移転先の状況がまだまだ不確かで、支援するにしてもどこか別のところに拠点を置いて支援したほうがよいだろうということになったので、6月末より彼女の家で託児所と踊り教室、もう一つ別の家を借りて、図書館兼識字教室が始まりました。

しかし、なんと突然、8月に入ってブディングスラムの一部、このコミュニティースクールのあるブロック(地域)が移転することになったのです。ここはバサックスラムと違い住民と行政、企業が合意して、2年前から移転地に鉄筋の平屋住宅が建設されていました。最初に別のブロックが移ることになっていたのが、変更になったからでした。

あわてて同じスラム内で別のところを探すことになりましたが、住民委員会の協力もあり、託児所と踊り教室、図書館は再開することができました。

手束耕治


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