
伊藤忠商事で『絵本を届ける運動』は、「絵本を楽しみながらボランティアが出来る」と、人気のある活動です。
2007年度から「毎月第2木曜は絵本の日!」として活動を開始いたしました。1年間で約500冊を作成。現在では東京・大阪の各本社と3支社支店で、男女問わず、様々な年齢の社員が取り組んでおります。
家に持帰って子どもに読み聞かせたあと一緒に作業をしたり、社内での作業に参加したり、それぞれの都合にあわせた参加形態で取り組めるところが継続のポイントです。SVAの佐藤さん、林さんのワークショップは、参加者から「喜ぶ子どもの顔を思い浮かべながら作業が出来るので気合が入る!」と大好評です。
子どもたちの空想をかきたて、夢を育てる絵本。これからも1人でも多くの子どもに贈れるよう、社内に浸透させていきたいと思います。
(社会貢献室 鈴木留美穂)
いつも子どものころを思い出しながら、楽しんで作業をしています。どのように絵本がカンボジアに送られるのかに興味があり、先日、絵本ドクター(*)に参加しました。NGOの事務所での活動は初めての参加でしたので、SVAのドアを開けるのにとても勇気がいりましたが、SVAの事務所はあたたかい家庭的な雰囲気で包まれていました。シールの周りに残った黒い線を取り除く修正が、時間と労力がとてもかかるのにも驚きました。また、絵本ドクターボランティアの方たちは、若い方が多いのに、根気よく丁寧に黙々と作業をされていて、本当に勉強となった一日でした。
みんなの真心がこもった絵本が、各国の子どもたちに夢と希望がもてる架け橋になってもらえればうれしいです。
ボランティアを始めるのにどうしていいか分からなかったとき、はじめの一歩はとても勇気がいりましたが、SVAのボランティアの方々を見て、改めて、無理をせず自分のできる範囲で実行すれば良いのだと感じました。
中村昌技子さん
久しぶりにボランティアに参加して昔の高校生時代を思い出しておりました。
福井県の高校で当時JRCクラブ(Junior Red Cross=青少年赤十字)の部長を務めていた私は、高校の前に盲学校があったこともあり、目の不自由な方々のために点字の奉仕などをしておりました。
今回は海外(カンボジア)の恵まれない子どもたちに絵本を送るボランティアと聞き、その趣旨に賛同し参加したわけですが、作業に先立って受けた現地の現状に凄まじい衝撃を受けました。
まず、先生たちが大量にポルポト政権に殺されてしまい教える人が少ないのみならず、本も大量に処分されて読める本が極端に少ない。また本を読む場所としての学校も少ない。そんなカンボジアであるのに、--昔の日本にもあった情景ですが、ビデオの画面の中に紙芝居をしている風景がありました。そこで目を輝かせて一生懸命に紙芝居に見入る子どもたちの姿があり、いたく胸を打たれました。さらに、感動したのは同じ本をボロボロになるまでみなさんが読まれるということでした。これぞ教育の原点だとも思いました。そして、私が微力ながらお手伝いをさせていただく絵本作りが遠い国の見知らぬ子どもたちに大変な感動を与えることができるのだという思いが湧いてきて、充実した作業時間となりました。そのことをお伝えしたいと思います。
増永泰一郎さん