
2008年1月より、サイクロン「シドル」の被災支援活動を開始してちょうど1年。
みなさまからの支援を受け、ついにバングラデシュ南部・ボルグナ県に、サイクロン・シェルター4棟が完成しました!
完成したシェルターは、SVAとともに建設を請け負った現地NGO、ダッカ・アーサニア・ミッション(DAM)から、各地域の住民組織に無事に引き渡しが行われました。
SVAでは、「サイクロン・シェルターの建設」、「ゴノケンドラ(地域の集いの場)の再建」と「子どもたちへの教材・学用品の配布」の3つの活動を通じて、被災地全体の復興支援活動を行ってきました。2008年末をもちましてすべての支援活動は終了し、今後は、DAMの継続的支援を受けながら、地域住民たちが主体的にさまざまな活動を継続していきます。
サイクロン「シドル」の発生からちょうど1年。被災地では昨年11月末に初動調査で現地入りした際に目にした「なぎ倒された家、茶色い泥で覆われた大地」からは一変し、稲の収穫を控え田んぼの緑が青い空に映え、ここかしこで人々が生き生きと
生活している場面が見受けられる様になりました。
1年を経た被災地の様子と終盤を迎えたSVAの復興支援活動の様子をお届けします。
バングラデシュのサイクロン被災支援活動にあたり、みなさまの支援をいただいて再建されたゴノケンドラ(村の集会所)では、子どもたちが再び楽しみながら文字の読み書きなどを学んでいます。今回はその様子をお届けします。
サイクロン「シドル」の発生から約9ヶ月がたった被災地は、再び雨季を迎えています。天候不順で建設作業も1つ休んでは1つ進む様な状況ですが、次の台風シーズンである10月を前に、少しずつサイクロン・シェルターはその姿を見せつつあります。洪水やサイクロンの時に避難するための頑丈な建物が少ないバングラデシュ南部では、地域の人たちがサイクロン・シェルターの完成を心待ちにしていますが、資材や輸送費の高騰や他地域での相次ぐ大きな災害により、建築資金が不足している状況です。災害後の地域復興と防災への取り組みに是非みなさまの温かい応援を宜しくお願い致します。
サイクロン「シドル」の発生から約半年がたち、被災地では本格的な雨季を前に、農作物の収穫期を迎えて大地も緑を取り戻し、着実に復興の歩みを進めつつあります。しかしながら、特に生計手段を失ってしまった人たちには、生活再建への長く困難な道のりが目の前に横たわっています。サイクロン前の状況に戻るにはまだまだ時間や資金が必要ですが、人びとの中には冗談を言い合う余裕や笑顔が少しづつ戻ってきています。
その笑顔を復興の力にかえるべく、SVAでは引き続き被災地での復興支援活動を継続しています。
「突然、雲のように湧き上がった高さ8メートルの波が家族を流し去った」。
昨年11月、バングラデシュ南部を襲った巨大サイクロン「シドル」は、4ヶ月を経た今も人々の心に傷を残したままです。約3400人が命を落とし、約150万世帯が家を失いました。夏が近づき、「再び、巨大なサイクロンが来たらどうしよう」という村人たちの不安な声が聞こえるなか、SVAは復興支援活動を続けています。3月からは4つの村でサイクロン・シェルター(避難所)の建設を始めました。再びサイクロンに襲われた時に村人の命を守る建物です。
建設は順調に進んでいますが、資金が不足しています。引き続き温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
昨年のサイクロンから約3ケ月が経過した被災地では、緊急救援の物資配給も一段落し、復興や生活再建に向けた本格的な取り組みが始まっています。しかしながら、支援の行き届いていない地域もあり、復興への道のりも平坦ではありません。現地では緊急から日常へとくらしが戻りつつありますが、目に見える家屋だけでなく、目に見えない「地域の力」を取り戻すためにはまだ長い道のりが残されています。
引き続きみなさまからの温かいご支援をよろしくお願い致します。
2007年11月15日に発生したサイクロンから1ヵ月が経過しました。被災地では食糧や毛布などの緊急物資配布が行われる傍ら、家屋の再建や生活用水を確保するためのため池の清掃など復興に向けた取り組みも始まっています。その一方で田畑や家畜などの生計手段を失った被災者は、全壊した家を立て直す蓄えも無く、今後の生活に対しても大きな不安を抱えています。
そこでSVAでは11月28日---12月5日に実施した現地調査に基づき、2008年1月より被災者の生活および被災地域再建の第一歩を支えるための活動を開始します。支援活動にあたっては現地NGOと連携し、一日でも早く被災者の方々が笑顔と日常のくらしを取り戻すための活動を展開します。
改めて皆さまにご支援をお願い申し上げます。
2007年11月15日(木)深夜、風速240kmの暴風雨をともなうサイクロンがバングラデシュ東南部の海岸を襲撃しました。その犠牲者は約3,000名にのぼり、約30万人が住む場所を奪われました。発生から約1ケ月経過した今なお、多くの方が行方不明となっています。
日本ではあまり報道されなくなったサイクロン被害ですが、ネットワークを通じた情報収集により、被災地では衣服や家屋を失った状態であるにもかかわらず、朝晩は10℃を下回る環境の中で十分な支援が行き届いていない状況であることがわかりました。そこで、SVAでは調査団を派遣することを決定し、11月28日(水)から本会職員の伊藤と木村の両名が調査のため現地入りしました。