SVA 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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バングラデシュ・サイクロン

バングラデシュ・サイクロン(台風)被害支援-プレスリリース Vol.3


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 昨年のサイクロンから約3ケ月が経過した被災地では、緊急救援の物資配給も一段落し、復興や生活再建に向けた本格的な取り組みが始まっています。しかしながら、支援の行き届いていない地域もあり、復興への道のりも平坦ではありません。現地では緊急から日常へとくらしが戻りつつありますが、目に見える家屋だけでなく、目に見えない「地域の力」を取り戻すためにはまだ長い道のりが残されています。

 引き続きみなさまからの温かいご支援をよろしくお願い致します。

■■SVAの支援活動■■

 SVAは「地域の集会所ゴノケンドラの再建」、「サイクロン・シェルター(避難所)の建設」、「貧困家庭に対する生活再建支援」、「子どもたちへの教材・学用品の配布」の4つの支援活動を実施します。
 今回はこの中から「地域の集会所ゴノケンドラの再建」についてご紹介致します。

◆「ゴノケンドラ」再建の支援
 「ゴノケンドラ」とはベンガル語で「(人々が何らかの目的を持って)集まる場所」という意味です。村人による手作りの「集会所」は「地域の人たちによる地域の人たちのための活動の場」として個々人や地域全体の重要な学びの場の役割を担っています。これまで、識字教育(成人を含む)、コミュニティー学校(普通教育から外れてしまった子どもたちを学校に戻すための教室)、文化活動、防災教育、衛生教育、農業指導、村人の会合等の活動が行われてきました。       
 被害の大きかったアムタリ郡では、6地区にある20軒のうち18軒のゴノケンドラが全壊してしまい、村人は学びの場を失ってしまいました。そこでSVAでは、地域の人たちの「学びたい」という気持ちに応え、18軒のゴノケンドラ再建の支援を行うことにしました。
建設にあたっては、地域住民自らもボランティアとして参加する予定です。
現在は、建築資材を調達する一方、地域住民との話し合いをすすめています。

◆地域の人たちにとっての「ゴノケンドラ」
 再建を支援する先の1つ、アサロガチア地区ゴルブニア村の「ウルカ(ベンガル語で流星の意)」ゴノケンドラを訪問しました。
サイクロンにより屋根が吹き飛ばされ、残った骨組みの中で、学びを続ける村人たちの姿が見られます。
 ここでは、25人の子どもたちを対象とした「コミュニティー学級」が、毎日9時から12時まで(金曜日を除く)開かれています。数字の読み書き、ものの数え方などの算数の初歩と、ベンガル語と英語の学習を行っています。また、午後から夕方にかけては、識字向上や情報収集のために村人が、新聞や雑誌を読める場となります。訪問時に行われた村人の集会では、女性たちから「裁縫の技術を学び、現金収入につなげたい」、男性たちから「家電製品の修理を学び、町で働き口を求めたい」という声があがり、ゴノケンドラ再建後には新しいプログラムを行いたいという意欲が見られました。

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◇サイクロンによって屋根が飛ばされたゴノケンドラ
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◇ナギスちゃん(10歳)・写真右
「ゴノケンドラの先生は優しくて大好きです。屋根がなくなってしまったことはとても残念です。」

SVAは以上のような活動を通じ、被災地域住民の主体的な復興活動を支援していきたいと考えています。
みなさまのあたたかいお力添えをよろしくお願い致します。

■募金受付の郵便振替口座■
本事業の募金受付は終了致しました。
ご協力ありがとうございました。 

■本件に関する問合せ先
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 
緊急救援担当 木村、白鳥
〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F
TEL:03-5360-1233  FAX:03-5360-1220
URL: http://www.sva.or.jp/ E-mail: eru@sva.or.jp


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