(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)では、サイクロンで壊された村の保育施設34棟を再建しています。
先月からは復興支援事業として、この施設を利用している3歳から5歳、約1,100人の子どもたちのために「絵本を届ける運動」の活動を行っています。日本の多くの方々のご協力により完成した絵本は、少しずつ子どもたちの手に届き始めています。
巨大サイクロンを経験して傷ついた子どもたちが「絵本のチカラ」で癒されることを願いながら活動を続けています。
写真:絵本を読む子どもたち
34棟の保育施設はもうすぐ完成です。しかし、ミャンマー南部の沿岸地域の農村は以前から貧しく、保育所の教材は不足しています。そこでSVAは被災地へ絵本を届ける活動を始めました。絵本にはカレン語訳のシールが貼られています。絵本が繰り広げる物語の世界は、子どもたちの「心の窓」を大きく開いて、想像力や豊かな感性を育みます。今後もみなさまのあたたかい手で出来上がる絵本を、ひとりでも多くの子どもの元へ届けたいと計画しています。
「読み聞かせ」を始めるとワイワイと子どもたちが集まってくる。
訳語シールを貼って被災地の子どもたちへ届けた絵本。
日本でも人気の「きんぎょがにげた」「ぐりとぐらとすみれちゃん」
「どうすればいいのかな?」「ももたろう」(福音館書店)等。
ゼィ・ゼィ さん(ベアジロー村)
「日本から来た絵本は、とても絵がきれいで、子どもたちは大喜びです。
ぜひ、これからもいろいろな絵本を届けてください!」
ゼィ・ゼィ さん
※注釈「絵本を届ける運動」とは・・・
日本で出版されている絵本に現地語の翻訳シールを貼って届ける、SVAが1999年から始めた運動。昨年はカンボジア・ラオス・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ・アフガニスタンの子どもたちの元へ2万冊以上の絵本を届けました。