SVA 社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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難民キャンプ子ども文化祭が開催されました


2月1日、3日、4日に、SVAの主催する難民キャンプ子ども文化祭が開催されました。

『バンコク週報』に掲載されました、当会八木沢スタッフの記事をご紹介いたします。



「ミャンマー難民子ども文化祭」開催(『バンコク週報』より転載)


 1984年以降、ミャンマー国内での紛争や人権弾圧などから逃れたミャンマー難民約15万人が、タイのミャンマー国境にある難民キャンプ9カ所で生活。そのため、難民キャンプで生まれ、母国ミャンマーを知らず、「故郷は難民キャンプ」という子どもたちが増え続けている。
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難民キャンプの丘の上で記念撮影

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シャンティ国際ボランティア会(SVA)はこうした中、UNHCRやUNICEF等の国連機関、日本政府(日本NGO連携無償資金協力、国際ボランティア貯金)、国内外の民間団体からの支援・協力により2000年から国境難民キャンプ7カ所で図書館活動を展開。
さらに活動の一環として伝統舞踊・伝統音楽教室を運営してきた。




%E3%83%81%E3%83%B3small.jpg %E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3small.jpg (写真左)チン族  (写真右)アラカン族

将来、難民キャンプを離れて第三国など新しい環境の中で生きていく時、大切なのは教育と技術だけでなく、自らの心にしっかりと刻まれた民族文化の誇りだ。
その誇りが人間としての尊厳、生きる勇気につながることが、これまでの難民の第三国定住で証明されている。

いつの時代も自らの文化的アイデンティティというルーツなくして、人間は生きてゆけない。
花は、根(ルーツ)があってはじめて美しい花を咲かせる。
文化とは、花に根を張らせる土、大地のようなもの。自らの文化を本当に大切にしていれば、相手の文化や価値観も尊重するようになるのだ。 %E3%83%A2%E3%83%B3small.jpg (写真右下)モン族

「ミャンマー難民子ども文化祭」の目的は、

(1)自らの文化を継承し、アイデンティティを守ることで、難民の子どもたちが自らの文化に誇りを持てるようにすると同時に、異なる民族の文化を学ぶことで、これを尊重できるようにする。

(2)難民キャンプという困難な環境に生きる子どもたちが、未来に夢と希望を持って生きることができるよう激励する。

(3)各難民キャンプの多様な民族同士が、文化交流、相互理解を深めることにより「戦争・紛争のないミャンマーの社会づくりに貢献する」というメッセージを難民キャンプから世界へ発信する---ことだ。 %E3%82%AB%E3%83%81%E3%83%B3small.jpg


 ミャンマー難民子ども文化祭は、第1部が民族同士の交流。そして第2部はキャンプの広場で各民族の伝統舞踊・歌・楽器演奏などが披露される。(写真左)カチン族

 文化祭は2月1日にターク県ターソンヤン郡メラ難民キャンプ(3万8290人)、3日にウンピアム難民キャンプ(1万4590人)、5日はヌポ難民キャンプ(1万4314人)で開催される。





 多民族国家ミャンマーを象徴するかのように、カレン族、ビルマ族、モン族、カチン族、チン族、アラカン族、リス族、ゾミ族、ナーガ族、シャン族、パーオ族、ダーオ族、ダウェイ族、カヤ族、ゴラカー族など10-12の民族が参加の予定。

各民族が信仰する宗教も、キリスト教、仏教、イスラム教、ヒンズー教、精霊信仰など多種多様だ。
難民キャンプで各民族が文化交流する機会は、皆無に近い。
また、メラとヌポ難民キャンプでの文化祭開催は初めて。忘れかけられているミャンマー難民キャンプから世界に発信される子どもたちのメッセージが今から楽しみだ。

(写真右)カレン族 %E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3small.jpg


%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%A2small.jpg %E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%9Esmall.jpg (写真左)パーオ族 (写真右)ビルマ族

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