SVA 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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事業紹介

事業紹介


rp2011-brc3.jpg2010 年から3 年間の予定で開始した第4 フェーズ。各キャンプ内の住民組織が中心となって図書館を運営する体制を確立するため、事業運営の能力形成のための研修に重点が置かれています。

とりわけ、各キャンプではカレン青年同盟(KYO)と連携が取られ、今後の図書館活動の担い手としての活躍に期待がかかります。更新された活動運営マニュアルを積極的に活用し、人材が移動しても組織的に活動を担っていける体制を作っていきます。事業面では、プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)手法に基づく事業管理を徹底していきます。

<写真:キャンプ風景(ウンピアム)>



図書館事業

 

rp2011-brc1.jpg住民組織による活動運営

 

従来の図書館員、青少年ボランティア、図書館委員会メンバーに対する研修に加えて、KYOやカレン難民委員会教育部会(KRCEE)等の住民組織を対象にした研修を年2回実施しました。特にKYOは積極的な参加意欲を見せ、今後の図書館活動の担い手としての期待がかかります。KYOとは図書館運営の協力契約を交わし、行事企画や月間報告の文書作成など

の便宜を図るべく、ノートPCを各KYO事務所に寄贈しました。

住民組織中心の活動運営の手がかりになる「マニュアル」の改訂版は、2011 年度から本格的に活用されます。

<写真:お姉さんに絵本を読んでもらう(メラ)>



rp2011-brc2.jpg伝統文化活動

 

図書館で実施されていた伝統文化教室は、各キャンプにおける学校の夏季講座や伝統文化委員会による独自コースなどに移行しました。一方、SVA ではカレン族のみに偏らず、様々な民族的背景を有する子どもたちが参加する「難民子ども文化祭(RCCF)」を開催しました。

この行事は各キャンプで丸1日をフルに使い、日中の交流レクリエーション活動と夜間の伝統芸能ステージで構成されています。2月初旬にターク県の3キャンプ(メラ、ウンピアム、ヌポ)で実施されたRCCF は大好評で、各地平均10民族100人の子どもが参加。一般公開されたステージには各地平均700人以上の聴衆が集まりました。

<写真:図書館でカレン族のドンダンスを披露(ウンピアム)>

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rp2011-brc5.jpg図書館建物の改築・修復

 

バンドンヤン難民キャンプ委員会の依頼により、2カ所にあった図書館を統合したため、図書館数は21館となりました。

メラ難民キャンプで3カ所、メラマルアン及びメラウ難民キャンプで各1カ所の計5カ所で改装工事を行いました。その内、メラ難民キャンプの第5図書館は、2010年5月に近隣の火事が引火して一部を焼失したため、緊急募金による改築を行い、8月にはサービスを再開

することができました。この建物は床に生コンクリートを敷設することができましたが、その他の図書館は、内務省が永久性の高い資材を禁止したため、既製のブロックを敷き詰める形に変更しました。

<写真:火災に遭ったメラ第5図書館(メラ)>

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rp2011-brc4.jpg図書館運営の機構作り

 

図書館の運営は、難民キャンプ委員会に任命された図書館委員会が担っています。しかし委員会メンバーは、他の難民キャンプ業務の兼務により時間が割けなかったり、図書館に対して関心が低かったりと、難民キャンプによって運営体制の強さが異なります。第4フェーズでは、KRCEE やKYOのメンバーが積極的に図書館委員会に参入するように働きかけ、より強力な図書館委員会の体制作りを目指します。

 

<写真:図書館活動を行う青年同盟の若者たち(タムヒン)>

児童及び大人向けの図書配布

 

「絵本を届ける運動」を通じて、3月に新しい10タイトルの絵本が到着。現地で整えたビルマ語版と一緒に全図書館に配布しました。到着した絵本総数は旧タイトルを含め2,472 冊に上ります。ビルマ語の小説、雑誌、教養書を中心に、大人向けの図書も配架しています。ニーズの高まりに対応するため予算を増額し、一図書館当たり平均90冊の図書を購入、配架しました(前年度は平均30 冊)。



図書の出版

 

2010年度初頭にメラ難民キャンプにて出版委員会が設立され、各出版図書の翻訳、編集、校正などのプロセスが整いました。参加型の出版体制になり、印刷の完成に遅れが出るなどの課題も残りました。

高齢者から聞き取った民話を文章で残すため、民話集としてまとめました。

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