
11月30日(土)、メラキャンプでは障害のある子も、民族、宗教が異なる子もみんな手をつないで輪になりました。
難民キャンプでは一見、子どもの笑顔がまぶしく感じられるのですが、一方で体罰、性的虐待、危険な労働に苦しむ子どもや保護者から十分なケアを受けられない子どももいます。そこで、UNHCRとSVAを含む5つのNGOが協同で子どもの虐待を防止するキャンペーンをメラキャンプにて行いました。メラキャンプは、人口約3万7千人の最大規模のキャンプ。そのため朝8時から午後16時まで各3つのゾーンに渡ってイベントを開催し、1日でのべ1,000人以上の子どもが参加する大イベントとなりました。
イベントは、UNHCRが作製した子どもの保護に関する5つのポスターのテーマに沿ってコーナーを設け、20--30名のグループに分かれた子どもが各コーナーを一周するというものでした。
その中で、SVAは得意のお話しの技術を生かして、図書館員やSVAスタッフがポスターやポスター元に作製した紙芝居の読み聞かせをしたり、青少年ボランティアが人形劇を演じたりしました。また、カナダのNGO、Rights to Playは子どもの保護に関連したゲームを紹介し、子どもの保護や支援を行っているタイのNGO、COERRは、虐待に悩まされたときどうしたらいいのかなど簡単に説明しました。

人形劇、紙芝居はもちろんのこと、子ども達はポスターを見ながらの読み聞かせにも夢中。いかにお話しが子ども達にとって魅力的であるのか再確認しました。また、イベントには、フランスのNGO、Handicap Internationalのスタッフに連れられて、障害のある子どもが参加したり、保育園の先生や母親や父親に連れられて、小さな子どもも参加しました。
今回、UNHCRをはじめ、子どもに関わっているNGOがそれぞれの特技を生かして参加し、主催者側にとってもお互いの活動への理解を深める良い機会となりました。UNHCRや他のNGOからは、「SVAがこんなにお話しが上手だったとは知らなかった。またぜひ一緒に活動をしたい」と賞賛の言葉も。またメラキャンプの図書館活動を担当しているSVAスタッフのインさんも、「いろいろなNGOスタッフと知り合えてうれしかった。これからももっと協力していきたい」とのこと。来年にはウンピアム、ヌポキャンプで同様のキャンペーンが開催されます。また、SVAの出番がありそうです。(加藤)