SVA 社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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現地スタッフにインタビュー!

図書館事業コーディネーターのパナダさん


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メーソット事務所図書館事業チームの要の彼女は、2005年の愛知博「アジアおはなしの家」にもお邪魔したのでご存知の方も多いはず。SVA歴はすでに4年になる彼女に聞きました。

Q:生い立ちからSVAに入る経緯などを簡単に教えて下さい。

A:ビルマとタイとの国境で生まれ、カレン人の高校を卒業して、メーソットの北側にある語学専門学校で英語とタイ語を勉強しました。その後、父の病気などで家庭を支えるためにバンコクでベビーシッター兼家庭教師の仕事をした後に結婚、1男を授かった後に、弟からSVAの仕事を紹介され応募しました。

Q:得意な言語は何ですか?

A:母語はスゴー・カレン語です。続いてタイ語、ビルマ語、英語ですが、ポー・カレン語(スゴー・カレン語とは別の言語と言えるくらい違うそうです)も少しわかります。

Q:これまでの人生で一番心に残っていることは?

A:ちょうど語学専門学校に通っている時の頃(1995年)、寄宿舎で皆が静まった夜中の12時にいきなりすごい銃声が聞こえてきて、周囲が騒然とした状況になりました。DKBA(民主カレン仏教徒軍)が私たちのいた村を襲撃に来たのでした。私を含め6人の学生は高床式の寄宿舎で毛布をかぶって互いに寄り添って、外をのぞくことも、逃げることも出来ず、ただブルブル震えながら祈るだけでした。外のはしごの下には6人分のサンダルが置かれていたので、きっと兵士が気づいて上がってくると思いました。しかし、40分以上続いた銃声が止むと兵士はさっと引き上げていきました。村人はほぼ全員非難していて大事には至らなかったようで、どうやら私たちには情報が伝わってなかったようでした。朝、宿舎の壁に無数に銃弾の穴が空き、立ち上がると毛布から薬莢がポロポロと落ちてくるのを見てぞっとしました。

Q:SVAと出会ってよかったことは?

A:SVAは、カレンの人々が長い難民キャンプ生活のなかで存続や継承が危ぶまれている「伝統文化」を事業の焦点にしたとてもユニークな団体です。これまで一緒に働いてきた日本人の方々もみな心の広い人たちで、自分も活動に参加できたことを非常に嬉しく思います。

Q:一番好きな日本の絵本は何ですか?

A:「ぐりとぐら」(福音館書店)です。この本は、大きなものをどうやって協力して運ぶか、美味しいものは友達と分け合うこと、などを子どもたちに語りかけてきます。平和な心を育む絵本ですね。

Q:メーソットの名所・名物を紹介して下さい。

A:メー・ムーイ(ムーイ川)のマーケットや友好橋が面白いと思います。マーケットは一般庶民の値段でビルマからの珍しい商品も手に入りますし、友好橋を渡れば外国人でもビルマ側(ミヤワディ)のお寺に日帰り観光できます。

Q:最後に日本のSVA関係者の皆さんに一言メッセージを。

A:いつも活動をサポートして頂きありがとうございます。難民キャンプの子どもたちにとって図書館は、日本の皆さんのこと、そして世界の人々のことを知る貴重な「窓」のような役割を果たしています。まだまだ図書の数やサービスの質も決して十分とは言えませんが、私たちはこれからも活動を継続していきます。今後とも応援をよろしくお願いします。是非、キャンプの子どもたちに会いに来て下さいね。(小野)

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写真:メラキャンプの月例図書館会議を仕切るパナダさん


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