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各種会議開催報告

2007年度代議員会を開催しました


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2007年12月15日(土)、東京・UIゼンセン同盟本部にて「2007年度通常代議員会」が開催されました。主な議題は、7月から東京事務所と海外事務所で検討を進めてきた「2008年度事業計画案・収支予算案」の審議でした。その概要をお知らせします。

 

 

 

 

 

●開会
司会の磯部正広経理・総務課長による「開会の宣言」に続き、定足数の確認。代議員総数49名のところ、当日出席者および委任状を合わせて過半数を超え、成立することを確認しました。

●会長あいさつ
今年就任した若林恭英会長が、「2007年度は能登半島地震、新潟中越沖地震でも緊急救援に取り組み、曹洞宗の方々や一般のボランティアと協働し、国内でも高い評価をいただいている。また10月には代議員の有志のよびかけで初めての「代議員の集い」が大分で開催され、大変意味があることだと思う。これから代議員のみなさんに活躍していただき、地域での運動作りに取り組んでいきたい」と述べました。

●議長、議事録署名人の選出
この日の議長には渡辺恵司氏(東京)、議事録署名人には松永寛道氏(静岡)、増田和生氏(東京)が選ばれました。

●「2008年事業計画・収支予算案」について?事務局からの説明
2007年の中間報告を踏まえて、2008年度の「基本方針案」について秦辰也専務理事から、「事業計画案」について茅野俊幸事務局長から、「収支予算案」については茅野事務局長と磯部経理・総務課長から説明を行いました。

 □ 基本方針案-設立30周年にむけて-
これまで1年ごとにたててきた基本方針は、2008年度から3年間ごとの中期目標として取り組みます。
 「手を、とりあうこと。」をキャッチフレーズに、30周年を迎える2011年に向けて、さらに活動が充実するよう努力します。ミレニアム開発目標にある「すべての子どもが男女の区別なく初等教育の全課程を修了する」という国際的な共通枠組が達成されるよう、SVAの対象地域のすべての子どもたちが本に触れる機会が得られ、夢をもって生き生きと未来を拓いていける教育支援活動を行います。
 《日本における基盤つくり》
 次世代を担う若い世代への働きかけを強化します。企業・組合・宗教団体・マスコミなどさまざまな機関や個人との連携を推進し、特にチャイルド・ブック・サポーターの協力者を広げます。 緊急救援では特に国内のネットワーク強化をめざします。
 《海外の活動地域を生かして》
 タイ、カンボジア、ラオス、アフガニスタン、ミャンマー(ビルマ)難民事業など、各地の教育環境に基づいた支援活動を展開します。教育改善と自立発展、現地の人々との交流の場づくりを進めます。
 《公益社団法人をめざして》
 公益法人改革が進むなか、2010年をめどに信頼と共感をもっていただける公益社団法人をめざします。組織運営の充実やスタッフの人材育成、また有識者・著名人など多くの方の参画をうながし、社会に浸透し認知されるよう取り組みます。

 □ 2008年度事業計画案(第1号議案)
2008年は3ヵ年の基本方針の初年度として「さらなる飛躍のための第一歩」の年です。27年間、図書館活動を中心に「初等教育の普及」に取り組んできた実績を生かして、海外においては事業の質の向上、日本国内においては「共感を得る」運動体として活動を広げていきたいと考えています。

 各海外事務所の重点課題は、タイにおいてはスアンプルースラム火災復興支援・スマトラ沖地震津波復興支援の地元地域への事業移管とスタッフの育成。カンボジアでは、2007年に開始したシェムリアップ州・コンポントム州における図書館活動の継続、およびプノンペン市内のスラムでの移動図書館活動。ラオスは、長期目標である「全国公共図書館支援」を念頭に、現在活動している5つの公共図書館への図書支援、研修の推進。ミャンマー(ビルマ)難民事業では、難民のアメリカなどへの第三国定住が進むなか、7ヵ所の難民キャンプで図書館事業を継続し、図書館員の育成を行うこと。アフガニスタンは、現地スタッフを中心に図書館活動を通じた初等教育の普及に努める、などです。

 また、海外で行う図書館事業を中長期的に支える「チャイルド・ブック・サポーター」の協力者を広く募っていきたいと考えています。海外の活動と国内の資金調達のバランスをあらため、資金調達のための広報を強化し、SVA全体で取り組んでいく課題といえます。

 東京事務所は、支援者と海外の現場をつなぐ橋渡し役として、支援者の皆さまとのコミュニケーションを大切に管理・運営に努めます。「絵本を届ける運動」や「クラフト・エイド」、「リサイクル・ブック・エイド」、「防災寺子屋」などの国内活動を、理事・代議員を中心に地域で広げ、「共感を得る」運動体として発展していきたいと考えています。2008年7月に日本で開催されるG8サミットには、ネットワークを通じた政策提言に参画します。

 □ 2008年度収支予算案(第2号議案)
2008年度予算の収入は5億8679万円、支出は5億8068万円です。

2007年度の決算見込みでは、約1,700万円の赤字が予想されています。その理由のひとつは、本会計に組み込んできた海外での緊急救援事業が行われなかったことによるもので、2008年度の予算では緊急救援を特別会計として切り離しました。

また近年、無指定の「アジア子ども募金」や会費、リサイクル・ブック・エイドなどの収入が落ち込んでいます。会員は会費の滞納者の名簿を整理した結果、昨年に比べて200人の減となりました。会費の期限が近づいてる方には継続のお願いを発送するなど、ご協力をお願いしていきます。また寺院向けに3月に発送する「花まつり」DMも経費がかさんでおり、「夏募金」DMとの統合を検討しています。

SVAでは、「公的資金(外務省やJICA、ユニセフ、国連難民高等弁務官事務所など)の割合は収入全体の30%未満」と定めていますが、2008年度予算では29.7%にのぼります。これは2007年度予算の23.8%よりも増えており、自律的な活動を行うために公的資金に頼らない財政運営を考えていかなければなりません。

このように財政構造の見直しと収支の改善が急務になっています。2007年度決算は2008年2月の通常理事会までに確定しますが、事務局として可能な限りの努力を続けていきます。

●質疑応答(主な内容)
代議員 「代議員として何をしてよいかわからない。地域で活動するには、SVAの活動についての深い理解が必要だと感じている。」
事務局  「地域と連携してSVAの活動を行うべきだという信念に基づき、地域の代表と
して代議員を選出している。いかに地域とつながっていけるかが課題。」
代議員 「寺院として、団体会員と国際ボランティアの寺に登録している。更にチャイルド・ブック・サポーターに登録というのは負担が大きい。地元の学校で非常勤講師として子どもたちと絵本貼り行っているが、絵本を届ける運動の参加費は自分で払っている。学校には予算がないので、学校に対して、チャイルド・ブック・サポーターの登録費の学割や免除などを検討してほしい。」
事務局  「学割については今後検討したい。SVAのポスターや資料を、学校に送ることは可能である。」
代議員 「PTAとしてSVAの活動に協力することはできると思う。」
代議員  「SVAは広報が弱い。SVAの活動ビデオ、のぼりなどイベントで使えるセットを作り、代議員や地域の協力者に活用してもらえばよいのではないか。」

●その他
代議員の有馬嗣朗氏、松尾哲雄氏より、2007年10月に開催された「SVA代議員のつどい」について報告がありました。
ほかの代議員の方からも「以前から、地域の代議員をもっと活用してほしいとSVA事務局に提案していた。今回の代議員のつどいはとてもよい機会であったと思う。今後、地域ごとに代議員の会を作ってはどうか。」、「代議員が、SVAの活動について共通の理解を得る場が必要だと思う。一度代議員の集まりを開催してほしい。」などの意見がだされ、2008年5月か6月頃、代議員の集まりを開催することを確認しました。

●採決・閉会
議案は全会一致で承認され、2007年度通常代議員会は閉会しました。

資料

2007年度中間事業報告/2008年度事業計画案(PDF)
2008年度予算案(PDF)

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