SVAタイ事務書はクロントイスラムの中にあります。クロンとは運河、トイとは湿地帯に生える葦の仲間の草です。名前の示すとおりこの界隈は常に水がたまっています。というか建物、道路の下はどぶ沼状態なのです。 そんな事務所の敷地内に生息するマンゴーの木に実が生りました!
スラムの劣悪な環境では、実は生らないとみんなが思っていたので、最初に実を見つけたときは大喜びでした。それから毎日、マンゴーの成長を見守っていた数名のスタッフ(図書館スタッフ)は、年末に北部に移動図書館事業に出発する前日、『いない間に食べられちゃうと悲しいから・・・』とマンゴーの収穫を実行することに。天井掃除用の長いほうきに、ラクロスのラケットのようなかごをつけて3階のベランダから身を乗り出し、無事マンゴーを収穫しました!さっそく皮をむいてみんなで頂きました。やや小ぶりだったけれど、こんな土地で採れたとは思えないほどあまくておいしかったです。その日不在だった事務局長は、数日後、「マンゴーがなくなっている!」と目ざとく気づきました。残りあと数個の実はまだ小さいままです。次の収穫はいつになることやら。
タイ事務所国際部 江幡むつみ