SVA 社団法人 シャンティ国際ボランティア会

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教育奨学金事業・中高生学生寮の運営

タイの教育制度と奨学金事業について(2008.9)


タイの教育制度と教育予算

タイは近年、教育制度の充実を推進してきました。9年間の義務教育(小学校1年生から中学3年生まで)と、12年の無料教育(小学校1年生から高校3年生まで)によって子ども達の就学の機会は広がっています。
しかし実際には政府から支給される予算だけでは運営が苦しい学校が多く、その不足分は就学児童が負担することになります。保護者は新学期ごとにまとまった費用を学校に納入しなければならず、その内容は、課外授業費、施設や運動場の整備費、維持費、放課後、学期休み中の補修授業費、教師の特別手当など多岐に渡り、奨学生の家庭への聞き取り調査によると、年間7,000?10,000バーツにも上ります。

貧困家庭の子どもは進学をあきらめざるを得ない状況になり、そして不安定で低所得な就労状況のなかで生活をしていくことになります。教育によって子どもたちが自らの将来を切り拓いていく力を身につけることができたならば、繰り返される貧困を食い止めることができるようになります。皆様からのご支援が、子ども達の未来を作ります。

奨学生 選考基準

各地域にて奨学金受給希望者を募集し、書類選考および家庭訪問による聞き取り調査を実施後、以下の条件に基づいて事務局長以下、各地奨学金担当スタッフとの合同協議によって慎重に協議し、奨学生を選考しています。

1. 成績2.8以上
2. 両親がいない、母子または父子家庭である。保護者が欠けている。
3. 家庭内の経済負担が大きい。
4. 保護者または家庭内に、障害者もしくは重病者がいる。
5. 国が定めた最低基準より収入が少ない。
6. 素行正しい。学校、地域、SVAの活動に積極的に参加している。
7. 家から学校が遠く通学困難であること。

※7.は学生寮生対象のみの選考基準です。
※1は必須条件で、3項目以上が合致していることが書類選考通過条件です。
2008年度より成績の最低基準を2.5から2.8に引き上げました。(満点は4)

継続支援について

上記基準を満たすことを条件に、原則として中学、または高校の卒業まで継続支援となります。中学卒業時には、公平を期すために、他の応募者とともに再選考となります。


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