津波災害から早2年が経ち、被災住民の生活も落ち着きつつあります。
災害当初から物資の支給や建物建設といったハード面での支援が多い中で、SVAでは、被災地域の教育の質への貢献も果たしています。
たとえば、被災地域の保育士や教員を対象とした「おはなし研修会」では、手作り絵本や広報物の作成方法、読み書かせ方法などの紹介も行っています。
参加者からは「手作り絵本」については大変好評を得ており、知識の幅が広がるだけではなく、自分の観点からおはなしの作成も行うので、子どもたちにとって表現の効果があると話していました。研修会に参加した保育士からは、実践を通じて、子どもの中には絵を描くのが好きになったり、既存のおはなしを再構成したり、楽しみながら字を覚えようとしたりするそうです。また、今までは1枚の紙に絵を描いていて子どもが、ストーリー性のある「おはなし」を何ページにもわたって作成するようにもなってきたとのことでした。津波の影響から情緒が不安定な子どもはまだいるとのことですが、「研修会を通じて得た知識を活用することで、少しでも役立てれば」と保育士の一人は話していました。
子どもが作成した手作り絵本の1コマ
手作り絵本をみせてくれる保育士