走れ東北!移動図書館プロジェクト

図書活動を通じた東日本大震災被災地支援

走れ東北!移動図書館プロジェクトの図書館車たち

最新の移動図書館車

2013年4月13日、凸版印刷株式会社から譲り受けた移動図書館車が、福島県南相馬市鹿島区での移動図書館活動に初お目見えしました。

これで「走れ東北!移動図書館プロジェクト」で東北3県を走る移動図書館車は5台になりました。
ここでは、岩手県で活躍した移動図書館車を2台をご紹介します。

記念すべき初号機 軽トラ図書館車(2011.7~2011.12)

急ごしらえの図書館車

軽トラックの荷台に、ホームセンターで買った棚を据え付けただけの急ごしらえの図書館車。名作絵本『しょうぼうじどうしゃじぷた』のように、小さな身体で、岩手事務所のある遠野市から、沿岸の陸前高田市、大船渡市、大槌町、山田町の仮設団地までの悪路を走り続けました。軽トラックは、静岡県浜松市の関係者からご支援を受けたものです。

岩手の風景によくなじむ軽トラックは仮設団地に入っても威圧感がなく、利用者さんスタッフ、そして手伝いに来てくれたボランティアにも愛されました。

他の図書館車の導入とともに惜しまれつつも役目を終えました。シャンティによる岩手県での移動図書館活動というと、この車を思い出す方が多いかもしれません。

移動図書館活動開始前日の様子

移動図書館活動開始前日の様子。
「コンテナに本を詰めただけじゃ図書館っぽくない」と、軽トラが急造図書館車に早変わり。

タープを広げ、机やいすを並べる「店開き」のスタイルは、今に引き継がれています。

初運行日の軽トラ図書館車

2011年7月17日の初運行日。陸前高田市を走る、軽トラ図書館車。

まだまだ、道路が陥没していたり、冠水が珍しくありませんでした。

仮設団地での移動図書館の様子

だいたいいつもこんな感じで、仮設団地におじゃまを。

積める本の数が数百冊と少なかったなか、少しでも喜んでいただけるよう、選書には悩みました。

大阪枚方市から寄贈された移動図書館車(2011.11~2012.2)

個性的な枚方車(あるいはミッフィー車)

スタッフ間では、いまも「枚方車」と呼ばれています。ボディにミッフィーが描かれていたことから「ミッフィー車」と呼ばれることも。

広々としたフロントガラス、昇降機付き、LPガス車など、個性的な移動図書館車でした。初登場した陸前高田運行の際には、枚方市立図書館の職員の方4名も同行してくださり、図書館車の運転だけでなく、読み聞かせや手品など、楽しい場づくりの協力をしてくださいました。

新しい図書館車の導入とともに、活躍の機会が減っていましたが、SVA山元事務所開設にともない、宮城県亘理郡山元町および福島県南相馬市での運行に抜擢。新たな舞台で活躍中です。

枚方車デビュー前日の準備の様子

デビュー前日。

これまでの軽トラ図書館車とは少し勝手が違い、準備に夜までかかりました。

陸前高田市での運行の様子

陸前高田市での運行。ボンネットのミッフィーも目立ちます。右側に枚方市立図書館の職員の方たち。

斜め後方から見た枚方車

重いブックトラックも、後部についた昇降機があれば大丈夫。大型絵本の読み聞かせや科学手品の準備中です。