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メラウの図書館で見つけたある本

2012.10.2   ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

皆さん、こんにちは。
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所の小野です。先月までは
3名の研修生に濃ーい話題で書いてもらったので、今日はちょっと
軽めのはなしです。

7月から行ってきたコミュニティ図書館マネジメント研修。8月は
雨季の真っ只中なのでキャンプ行きは断念し、9月にようやく
メラウ、メラマルアンで7つのキャンプでの研修を完了できました。

メラウでの研修終了の翌日、第3図書館で四半期会議を行いました。
この建物は、荒川区職員ボランティア協会(AVA)様のご支援で
修繕、現在も引き続き運営サポートも頂いております。

入り口付近には狭いながらも緑の花道。その向こうを見渡す
と転がり落ちそうなお家が頂上までびっしりと建てられています。

隣のひろばから、やれセパタクローだ、サッカーだ、とボールが
飛んでくるので、苦肉の策でグリーンのネットを張りました。しかし、
ボールは簡単にネットを越えること多々ありでして・・・。

大人向けの図書スペースをのぞくと、SVA職員のプラウィットさんが
なにやら図書館員の人たちと打合せ中でした。

さて、ここからが本題です。洒落じゃないですが、タイトルに書いた
「ある本」のことです。プラウィットさんがいた大人の図書室の一角に
ある英語本コーナーですが、何か変った本がありませんか?文を読む
前に写真だけで「ああっ」なんて気づいた方は拍手+ハイタッチです!

そうなんです。SVAの30周年記念誌「図書館は、国境を越える」の
英語版がこんな風にごく普通に書棚に並んでいました。そう、英語版は
こんな風に海外事務所のある国で読まれているのです。それも黒の
マーカーがなかったのでEnglishのEがボールペンで書かれた感じで、
まったく特別扱いされなかったようなところがいいですよね。ちなみに、
正直にいいますと、中はまだ新しい感じでした。でも、ご覧の通り、
外側はうっすらと汚れがあり、これは人の手にとられている形跡!
見えますよね?

たぶん、難民の皆さんにとってあまり読みやすい本ではないかも知れ
ませんが、SVAにとっては数少ない英語の出版物。たくさんの人の手に
触れて、黒ずんで、ぼろぼろになって、その任務を全うしてもらいたい
ものです。

ちなみに、本書、他の図書館では禁帯出のガラスケースに収まって
いる場合もあったのです。個人的には、このメラウ第3図書館の扱い
が嬉しかったので報告させて頂きました。

小野

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。