シャンティブログ

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「死ぬまでに文字の読み書きができるようになりたい」

2016.12.19   カンボジア

こんにちは。久しぶりにブログを投稿します、事業サポート課の眞屋です。

10月より海外事業課と緊急救援室が統合して体制が変更となり、「海外事業課」から「事業サポート課」に名称が変更になりました。

さて、今回は私の担当するカンボジア事業で出会った現地の方について少し紹介したいと思います。

世界では少なくとも7億8,100万人の成人が基本的な識字能力を身に付けていないと言われています。そこでシャンティは現在カンボジア貧困農村地域にて、子どもから大人まで学べる生涯学習施設としてのコミュニティ図書館事業を行っています。

コミュニティ図書館での2015年度の識字教室を修了した識字教室最年長参加者ヤイ・レーンさん(70歳)。識字教室開催中にお話を伺う機会がありました。

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「私は識字教室の中で一番の年長です。一番年上なので、時々恥ずかしく思うときもあります。子ども時代に勉強することができず読み書きできないことで、人にだまされたり、他の場所に行くことを躊躇するなど、日常生活に不便を感じています。だから今は毎日識字教室で学べることがとても嬉しいです。識字教室が始まって4ヶ月経ちますが、一度も欠席していません。図書館では農業関係の本を手に取り、絵をみて理解しようとしています。」

ヤイ・レーンさんは「死ぬまでに文字の読み書きができるようになりたい」と7ヶ月間週6日毎日休まず識字教室に通いました。

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識字教室終了後にヤイ・レーンさんは「シャンティ、日本の皆様のご支援に本当に感謝しています」と涙を流して感謝の気持ちを伝えてくれました。

ヤイ・レーンさんとの出会いを通じて、改めて人間の尊厳としての識字教育、生涯教育の意義を実感しました。

東京事務所 事業サポート課 眞屋友希

★引き続きカンボジアへの皆様のご支援をどうぞよろしくお願いします。

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