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震災から2年:ネパール地震防災コミュニティーセンター視察

2017.4.28   ネパール

ネパールよりナマステ(こんにちは)。

2015年に発生したマグニチュード7.8、9000人近い死者を出した
ネパール地震から、4月25日で2年が経過しました。

地震発生からちょうど二年となった4月25日にカトマンズ近郊のパタン市にて、
ネパール地震防災コミュニティーセンターの開所式が行われたため、視察に行ってきました。

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地震防災コミュニティーセンターの概観

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地震防災コミュニティーセンターの一階

このセンターの1階は、震災当時の写真や防災教材の展示室として、
2・3階は普段はコミュニティーの皆さんの憩いの場として、
震災時はコミュニティーの方の避難所として機能するそうです。
日本からの寄付に加えて、地域住民からもお金を出し合って建設されました。

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展示写真:震災で倒壊してしまったダラハラタワー

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展示写真:震災で崩れた家々

震災から2年という時が経ち、ネパールの人びとも地震の事を忘れがちになっています。
記憶を風化させないためにも、このような展示はとても有効だと思います。

また防災食の展示もありました。
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日本の防災食

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ネパールの防災食(地域の人々も持ち寄ったそう)

ネパールには長期保存ができる防災食となりうるものがたくさんあります。
写真手前はグンドゥルック(乾燥葉物野菜)やマショウラ(大豆を原料として乾燥させたもの)
奥にはチウラ(干し米)やビスケット、インスタントラーメンなど。

今回来ていたお母さんたちによると、2015年の地震発生直後には、
店も閉まっているところが多く、食べ物を手に入れるのに困った人もいたそうです。
「日本の防災食もすごいけど、ネパールでも身近にある食べ物で地震に備えることができるのね。」
と話していたお母さんもいました。今日から長期保存の食べ物を少し多めに買うそうです。

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開所式での避難訓練と防災に関する講話

地震が来たらどうするかという問いには「頭を守って安全な所に避難する」
地震の後には「倒壊しそうな建物に近づかない」など、参加者と基本的な防災知識を確認していました。

このコミュニティーセンターでは今後も定期的に防災に関する取り組みを行っていくとのこと。
震災を忘れないためにも、防災教育の大切さを実感した1日でした。

※現在こちらのクラウドファンディングを行っています。

ネパールの子どもの命を守る、防災対策を備えた小学校を造りたい – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)

引き続きみなさんのご支援宜しくお願いします!

ネパール事務所 事業調整員
西田

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 特集:35周年特設サイト