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ラオスに絵本が届きました!

2017.6.22   ラオス絵本を届ける運動

皆さま、サバイディー!
初めまして。6月1日よりラオス事務所でインターンをしている半田彩夏と申します。
1年間よろしくお願いいたしします。

日本では梅雨の季節ですね。ラオスも雨季に入りました。
しかし、ラオスでは暑すぎずじめじめとしていない過ごしやすい季節となっております。

届いた段ボールの数

そんな中、皆様が絵本を届ける運動を通じて作成した絵本がラオス事務所に到着しました!
ラオス事務所の一角を埋め尽くすほどたくさんの本が届けられました。

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みなさまの中には、
「どうしてこのデジタル化した時代に絵本の配布を行うの?」
と疑問を抱く方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、絵本を読むことと映像を見ることにはどのような違いがあるのだろうと私
なりに考えてみました。
すると以下の3点が思い浮かびました。

1.物語の進行をする主体者の違い
2.目の動き方の違い
3.コミュニケーション

1物語を進行する主体者の違い自由読書

絵本は自分でページをめくって読んでいくのに対して、映像は場面の切り替わりは映像の作り手によって進んでいきます。絵本の場合、自分の気にいった場面で立ち止まって、自分のペースで次にいけます。しかし、映像は作り手が既に場面のきりかわるタイミングを設定しているので、もっとこの場面みたい!と思ってもどんどん物語は進行します。

2.目の動き方の違い

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絵本は目で絵を追いながら耳で話を聞く作業をして物語を想像していくのに対して、映像はただ画面から流れてくるものを目で追う作業をしていると思います。

私は前職で子どもたちに読み聞かせをすることも、テレビを一緒に見ることもありました。
物語が終わった時にはいつもお話について感想を子どもたちに聞いていました。
絵本を読み終えた時には、物語の内容を説明してくれたり、ある場面を切り出してその場面に出てくる登場人物の気持ちを(自分たちで想像して)共有してくれました。
一方で、映像を見終わった時には、 物語よりもその場面に出てくる登場人物の動きや映像効果(光や色など)に対する感想が多かったなと思います。(うわーとかガーという擬音を用いてアクションシーンの再現をしてくれることがよくありました。)

3. コミュニケーション

読み聞かせコミュニケーション

絵本は読み手と聞き手がコミュニケーションをしながら物語を読むのに対して、映像は一方的に受け手に物語を提供しています。
私も読み聞かせをしているときに、子どもたちが笑っている場面で一緒に笑ったり、少し難しいと思う言葉に対しては意味を説明しながら読んでいました。また、この読み手とのコミュニケーションは、子どもたちが読み手からの愛情を感じ、信頼感を育んでいくとても大切な時間でもあります。

これらの点から絵本は子どもたちが物語の内容(登場人物の生活状況や気持ち)を想像していく力を伸ばしていけるので、子どもたちの情緒面やクリエイティブなパートを育てていくのに適していると思います。

ラオスでは子ども向けの絵本はごくわずかな場所でしか販売されておらず公共図書館にある本の数も限られています。そのため皆さまが作成してくださる絵本は、ラオスの子どもたちにとって貴重な絵本なのです。
2016年度に絵本の作成に携わってくださった皆様に改めて感謝申し上げます。
そして、これからもラオスの子どもたちがより多くの本を手にとり、新しい物語の世界に飛び込んでいけるようにご支援よろしくお願いいたします。

ラオス語の絵本の作成に興味を持たれた方は、ぜひこちらをご覧ください。
皆様のご参加お待ちしております。

※写真掲載絵本
いいことをしたぞう 偕成社
ねずみのかいすいよく ひさかたチャイルド
りんごが食べたいねずみくん ポプラ社
ラーシアのみずくみ  こぐま社

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