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シャンティの活動から少し離れて

2017.7.28   スタッフの声東京事務所より

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皆さまこんにちは。

支援者リレーションズ課僧侶スタッフの渡邉です。

シャンティにお世話になって4ヵ月が過ぎようとしていますが、まだまだ覚える事ばかりで頭が痛いです。

私は僧侶ですので、7月と8月お盆の時期になると知り合いのお寺さんの檀家様の家を回ってお経を読むお手伝いに行っています。

それで今日はシャンティの取り組みから少し離れてお盆について書こうと思います。

すでにお盆を終えている方もいらっしゃるかと思いますが、まだこれからの方も多いと思います。そもそもなぜ地域によって時期が違うのかと言うと、諸説ありますが旧暦の7月15日前後で行われていたのが時期的には現在の8月15日前後だった関係が強いと言われています。

お盆は正式には「盂蘭盆(うらぼん)」と言い古来インドで使われたサンスクリット語でウラバンナ(逆さ吊り)から音写されたと言われています。

逆さ吊りが語源なんて恐ろしいですね、諸説ありますが次のようなお話が言い伝えられています。

お釈迦様の弟子の一人、神通力第一と言われた目連尊者(もくれんそんじゃ)はその神通力(普通の人には見えない物を見る力)を使って亡き母が餓鬼の世界で苦しんでいることを知り、お釈迦様にどうしたら母を救えるかと相談したところ、お釈迦様は「夏の修行が終わった7/15日に僧侶を集めて、多くの供物を捧げて供養すれば救えるだろう」と言われ、目連尊者はその通りにしたところ母はその功徳によって救われた事から、精霊を供養する盂蘭盆会が始まったと言われています。

お盆と言えば胡瓜と茄子をみたてて作る精霊馬・精霊牛ですよね。皆さまも作られた事があるのではないでしょうか?胡瓜は足の速い馬をみたてて早くご先祖様がこちらの世界に帰ってきて欲しいと言う願いが込められ、茄子は乗り心地の良い牛をみたててゆっくりと帰って欲しいと言う願いが込められていると昔教えてもらった事があります。

これも地域性があり、私が去年お手伝いに行った地域では精霊馬・精霊牛の上に“ほうとう”が載せてありました。最初は子どものいたずらかと思っておりましたがどこの家庭でも載せてありまして伺ったところ「この辺りではこれが一般的なんですよ」と言われました。皆さんの地域でも多種多彩なお盆飾りがあるのではないでしょうか?

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さて皆さんこの時期になると盆踊りを思い出しませんか?一説によりますと盆踊りの由来も、先ほど説明した多くの僧侶が円になって供養を受けている様子から変化して今の形になったと言われております。

お盆はご先祖様があの世から帰ってきて家族と共にひとときを過ごす時です、亡くなった方を思い出す日でもあります。

今年は皆さんどの様に迎えられますか?

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