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ミャンマー 知られざる魅力が眠った街!?ピー

2017.9.6   ミャンマー

ミンガラバー(朝晩兼用あいさつが出来る便利なミャンマー語)!
ミャンマー事務所から、伊藤です。私ごとですが、東京事務所での約1年半の勤務を経て、このたびミャンマー事務所に赴任となりました。

さてミャンマーに着いてまだ間もない状況ですが、毎日新しい発見に驚かされています。
出張で訪れたことはありますが、いざ住むとなると色々と視点も変わって見えたりするものです。

私たちの事務所は、ヤンゴンから車で約6時間ほど北上したピーという街にあります。
ご存知でしょうか、「ピー」を。

私も最初聞いたときは若干驚きましたが、この「ピー」という発音が日本人には結構受ける様です。

友人A「どこに赴任するの?」
私「ミャンマー」
友人A「ヤンゴン?」

私「いや、ピー」
友人A「ピー!???」
×10回程度の質疑応答

といった様なやり取りを自分の赴任地紹介をした際に、ほぼ毎回しました。
実際、ピーという街はほとんどの日本人にとっては知られていなく、ヤンゴンからも離れていて、バガンの様な有名な観光地でもないため、ほとんどの方に馴染みがない、未開拓の地とも言えるでしょう。

ピーの街は、バゴー地域ピー県ピー郡というところに位置していますが、人口はピー県全体で90万人超えています。ミャンマーの中ではそこそこ大きい都市ですが、日本の感覚で言うと、かなりローカルな街です。
しかし!そんなピーは、様々な面で可能性の溢れた街であると、私は思っています!(信じています)

そのほんの一部を写真でご紹介します。

その理由1:手付かずの自然の素晴らしさと融合した街

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ミャンマーを南北に流れる大河川、イラワジ川に沿って街が栄えています。

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ミャンマー三大仏塔一つであるシュエサンドー・パヤーから見下ろしたピー全景
街中は緑に囲まれています。街の中心部から少し離れると、豊かな田園風景も広がります。

s_IMAG0063
緑の中からひょっこり現れている仏陀さま。

その理由2:発展のスピード

街中1
ちょっと分かりにくい写真ですが、ピーの街中の様子です。
私が1年前に来たときに比べ、携帯ショップや商店が激増し、新しい建物も何軒も見られる様になりました。

街中2
ガスコンロやさんです。質や種類はともかく、とにかくモノの数は豊富にあります。

s_街中3
最近飲食店で流行っている?お箸とつまようじとテッィシュとして使うトイレットペーパー入れが合体した入れ物。実に気になります。

ヤンゴンほどの発展では決してありませんが、ピーの発展スピードも侮れません。

その理由3:まだまだ知られていない世界遺産!

s_世界遺産1
実は、ピーにはミャンマーで初めて登録された世界遺産があるのです。紀元前から9世紀頃まであったと言われるピュー王朝の始まりの跡が垣間見られます。ピュー王朝は、実は、あの有名なバガンがあるバガン王朝より前にあったのです。

s_世界遺産2
ボーボーヂー仏塔を対岸に見られる景観も美しい。

おまけの理由:ピーにある横浜

s_横浜
何と、こんな田舎のピーですが、日本人オーナーが経営している日本食レストランがあるのです。
その名も「横浜」。私たち駐在日本人の胃だけでなく、心の拠り所となっています。
雄大なイラワジ川に落ちていくサンセットを眺めながら、一日の疲れを取ることの出来る絶好のロケーションにあります。

ということで、今回は私たちの事務所があるピーという街の一部を紹介してきましたが、写真やブログではまだまだ見せ切れない魅力と驚きを秘めています。しかし一方で、まだインフラ環境が整わず、日常生活も困難であることや、ヤンゴンの様な著しい経済発展と比較すると、取り残されている地方都市であることも現実です。国の民主化により、外国からのヒトモノカネの資本が流入し、一見劇的な速さで発展している様に見えるミャンマーですが、その発展から取り残されている人々がまだまだ多くいること、130を超える民族を抱える国の真の民主化とは、、等、日々考えさせられます。何よりも、自分たちが本当に望むかたちの発展を成し遂げられる様、その点でも教育の意義は高いと感じます。

沢山のチャレンジと可能性を沢山秘めたこの地域、この国で、時間はかかりますが未来づくりの一部を一緒に出来ていることはとても幸せなことだと感じています。この先、私自身の中でも、様々な困難が待ち受けているのは確かですが、初心を忘れない様、ここにいることの意義を忘れず、少しでも貢献が出来ればと思うところです。

ピーの将来の姿を想像しながら、今日もでこぼこ道を進みます。

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