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難民キャンプで暮らす子どもたちに、絵本は外の世界のことを教えてくれる

2017.12.5   ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ東京事務所より

こんにちは。

広報課の鈴木晶子です。

「難民キャンプで暮らす子どもたちに、絵本は外の世界のことを教えてくれる」

そう話すのは、タイ国境ミャンマー(ビルマ)難民キャンプの図書館で図書館員をしているタティさんです。

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タティさんは、ミャンマーで育ち戦火を逃れ10年前にタイ国境の難民キャンプにたどり着きました。

キャンプについた頃、木の葉に一粒乗った水滴のように不安定な気持ちだったと話してくれました。

知り合いもいない。

難民キャンプの中の、どこに何があるかもわからない。

どこに行けば情報が得られるのかもわからない。

そのような時、近所の人が本を読んでいるのを見かけました。

思い切って声をかけ、図書館の場所を教えてもらいました。

初めて図書館に足を踏み入れたとき、あまりにもたくさんの本があって夢のようでした。

目を輝かせながら、そのように話してくれました。

苦しい時。悲しい時。そんな時は本を読んでその辛い気持ちを忘れようとしました。

いつも隣にはたくさんの本がありました。

タティさんは今では図書館員として、たくさんの難民の子どもたちに絵本の読み聞かせを行っています。

「私と同じように、子どもたちにも絵本や本を通してつらい気持ちを忘れてほしい」と話すタティさんです。
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図書館開館前には貸出簿のチェックが欠かせません。

12月10日、シャンティの設立記念日に

タイ国境ミャンマー(ビルマ)難民キャンプの今をお伝えします。

タティさんがどのように子どもたちに向き合っているのか。

難民キャンプの図書館がどのような役割を果たしているのか。

映像作家の江藤氏とフォトジャーナリストの川畑氏とともに、タティさんや図書館を利用する人々の声をお届けします。

トークセッションの後は、ミャンマーに届ける翻訳絵本つくりのワークショップを行います。

あなたの気持ちを手作り絵本に込めて、現地の子どもたちに届けませんか。

当日は、シャンティの新刊本「わたしは10歳、本を知らずに育ったの。」(合同出版)がお披露目となります。
皆さまのご参加、お待ちしています。

イベントのお申し込みはこちらから

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