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タイ国境より感謝を込めて

2017.12.30   ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

ハラゲー!(カレン語で「こんにちは」)
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所 所長代行のセイラーです。
 
本年もミャンマー(ビルマ)難民、そして私たちのコミュニティ図書館事業を支えてくださり、誠にありがとうございました。難民が直面している状況、そして、彼らのニーズをご理解いただき、継続してご支援いただいていることに、心から感謝申し上げます。
 
2017年末現在、タイ・ミャンマー(ビルマ)国境では、10万人弱の難民が9ヵ所の難民キャンプで生活しています。近年、難民帰還に向けた動きがありますが、多くの住民が、帰還後の安全、土地や家の確保、就労の機会、食糧、医療、教育へのアクセスが不透明であるため、まだ帰還するかどうか決めることが難しいと話しています。一方で、難民キャンプに対しては、国際支援の減少に拍車がかかっており、この2年間で5団体のNGOが事業撤退しました。現在、難民キャンプ内のあらゆる社会サービスが削減されており、住民の生活は非常に苦しくなってきています。ミャンマー(ビルマ)難民は、どこへも行くこともできず、留まることも難しく、先が見えない日々が続いています。
 
こうした状況にはありますが、ミャンマー(ビルマ)難民支援事業事務所は、難民キャンプが閉鎖されるまで、難民への支援を継続するという明確な方針の下、今後も図書館事業を通して教育の機会を提供し、みなが共に生き、共に学ぶことのできる環境づくりに尽力してまいります。皆さまの温かい支えが、難民キャンプ内の教育の質を維持し、難民キャンプの住民があらゆる情報、知識、技術を身に着け、精神的な豊かさを保つことを可能にしています。本には、人々の人生を変える力があります。これからも皆さまと共に、本、図書館活動を通じて、難民を励まし続け、彼らが前へ進む力になりたいと思っております。
 
改めまして皆さまの温かいご支援に御礼申し上げますと共に、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。どうぞよいお年をお迎えください。
 

                        所長代行 ジラポーン・ラウィルン(セイラー)

Group photo
(ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所職員と共に)
 

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