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2018年も教育支援に力をいれていきます

2018.1.7   東京事務所より

あけましておめでとうございます。

事業サポート課の山本です。今年も若手が増えた事業サポート課一丸となって現場を支えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、一昨年より調整していたネパール事務所がようやく開設されました。開設までの道のりはとても険しく、開設後も新しい事務所は軌道にのるまで何かと大変ですが、やる気のある現地職員にも恵まれ、2015年4月に発災した震災後の教育の復興支援事業を実施しています。南アジアという新しい地域で、シャンティのこれまでの経験が活かしていけるか、ネパールでの挑戦への応援をお願いします。

 

さて、昨今では国際情勢が目まぐるしく動く中で、シャンティも含め海外で活動する「国際NGOの役割」が問われています。特にシャンティが活動する東南アジア諸国においても、紛争直後の復興の中で、それぞれが同じようにゼロからの復興しなければいけないスタート地点から、経済、政治、社会、市民が成長するにすれ、自国の在り方を求めてそれぞれ違った方向を模索し始めているように感じます。日本をはじめ、欧米諸国と諸外国との国交情勢も大きく影響しているため、一つの国だけを見ていても世の中の情勢を把握することはますます難しくなっているように思います。

 

経済発展が目まぐるしく、各国の首都に高層ビルが建設され、観光整備が進むとあたかも発展しているように見えてしまうのですが、私たちが焦点を当てている「教育」分野は、ショートカットができない分野です。一人の人が小学校から高校まで学ぶのに約12年かかります。この機会が失われた場合、それを取り戻すのは非常に難しいという事実が忘れられがちです。今、世界には約7億5,000万人の人たちが読み書きできず、その63%が女性だといわれています。教育の機会が失われた多くの理由は紛争や貧困です。

 

残念ながら、世界の紛争地域は増加傾向にあります。UNHCRによると世界で紛争などを理由に国内外に避難を余儀なく強いられている人たちは、およそ6560万人いるといわれており過去最高になっています。難民の人たちはおよそ2250万人(55%がシリア、アフガニスタン、南スーダン)、その半数以上が18歳以下です。

 

子どもの成長は止めることも戻すこともできません。できるだけその年齢に応じて学ぶべきことを学べるよう、教育の機会を保障していくことが重要ですが、紛争、貧困、災害といった環境の中では教育は、後回しにされがちな現状があります。1時間でも、1日でも本来得るべき教育の機会が失われる時間を子どもたちのために守りたい、そんな少しずつの努力をすることでようやく教育の機会への保障につながる気がします。

 

希望を失いかけた子どもたちが、初めてペンを握り、本を開いたとき、目に光を取り戻したかの様に顔が輝きます。お話しの世界は困難な時に希望を与えてくれる、そんな力があると子どもたちに教えられました。

シャンティのこれまでの経験、失敗や成果を活かしながら、一人でも多くの人たちが貧困や紛争という厳しい環境から抜け出すすべを現地の人たちとともに考え、課題解決に取り組んでいきたいと思っています。

どうぞ、ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

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こちらもよろしくお願いいたします!

■『試練と希望 東日本大震災・被災地支援の二〇〇〇日』(明石書店刊)

http://sva.or.jp/wp/?p=26077

『試練と希望』表紙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年はブログでも定期的に現地の状況をお伝えしていきます!

■『わたしは10歳、本を知らずに育ったの。』(合同出版社)

http://sva.or.jp/wp/?news=26158

1_わたしは10歳本を知らずに

 

 

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