シャンティブログ

  1. ホーム
  2. シャンティブログ
  3. アフガニスタンの迎春

アフガニスタンの迎春

2018.3.23   アフガニスタン

ナウルーズ ムバラック!

(あけましておめでとうございます!)
アフガニスタン担当の浅木です。

厳しい冬が明け、だんだんと温かくなる春のこの時期。
私もアフガニスタン担当になって知ったのですが、3月21日はアフガニスタンの正月なんです!
太陰暦の元日にあたるこの日はナウルーズ(新しい日)と呼ばれ、アフガニスタンだけでなく、イランやウズベキスタン、カザフスタンなどの中央アジアでもこの日を祝うのだとか。

モスクに行ったり、凧を挙げたり、家族とゆっくり過ごしたり、伝統的なブズカシ(馬に乗った競技者が羊を奪いあう競技)が行われたりと、日本の正月にも似たところがあるのでしょうか。

インターネットがあるとはいえ、やっぱり日本にいながら現在のアフガニスタンの文化を知るというのは難しいですね。
ちなみに一番最初に見つけたのは、「ナウローズにテロ攻撃」「ナウローズにあたり警備厳重化」のニュースでした。一日も早くアフガニスタンの人々が安心して正月を過ごせる日が来るのを願っています。

そして正月が明けたら、事務所の職員にどうやって正月を過ごしたのか聞いてみようと思います!

新学期を待ち望んでいるのは誰?

さて、正月が明けると新学期ですが、今頃カブールの郊外にあるシャムス・タブリズ校の子どもたちは新学期に向けて気持ちが高まっているんではないかと思います!

Shams Tabriz School (1)

これまで借家で学んでいた子どもたちは、2人掛けの椅子に3人座り、教室飽和状態のなか学習をしていました。

正月が明けると、彼等にとって初めて校舎で学べる1年が始まります!
2017年、みなさまの温かいご支援で、シャムスタブリズ校に1棟6教室と2室の校舎を建設することができました!

view of Shams Tabriz School Building

12月、完成した学校の竣工式が行われました。シャンティの現地スタッフや教育局の職員、学校教員や子どもたち、地域の人々がこれに参加し学校の完成を祝いました。

Shams Tabriz School and DOE Director
教育局職員からのスピーチでは、今後は、教育局の管轄のもと教員と地域の人々が協力して管理、運営にあたることが約束されました。

Shams Tabriz inauguration
アフガニスタン事務所長代行のワヒドからは、日本の支援によってこの校舎が完成したことを説明し、この校舎に託された願いを子どもたち、教員、地域住民へ伝えられました。

 

学校を使う子どもたち・・・

この学校に通う子どもたちは、アフガニスタンでも少数派のハザラ民族が多くいます。
彼らは日本人のようなモンゴロイド系の外見的特徴と、イスラム教の宗派の違いから、長年差別をうけ、虐殺された歴史もあります。(ハザラについては、ぜひこちらもご覧ください。)

2004年の新憲法制定後、彼等にも平等な権利が与えられましたが、まだまだ差別が払拭されたとは言えません。
就職率や識字率など地域間、民族間でも差が見られるアフガニスタン。
どのような立場に置かれた子どもでも、教育を受ける権利があります。

 

新しい校舎が、子どもたちに安全で快適な学習環境を提供するだけでなく、学習への意欲を高めたり、学ぶことによって子どもたちが自分に自信を持つための助けになればと思っています。
子どもたちが校舎で学習する姿をお伝えできるのを楽しみにしています!

浅木

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 特集:35周年特設サイト