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【南相馬】被災地を声で支えた「南相馬ひばりエフエム」閉局

2018.3.29   東日本復興支援

「ありがとうございました、あれ?」一度目は声が揃わず、もう一度。

「ありがとうございました!」

3月25日午後3時、スタッフたちの明るい声の響きを最後に、南相馬市の臨時災害放送局「南相馬ひばりエフエム」が放送を終えました。

東日本大震災発災から1か月あまり、2011年4月16日に開局。約7年にわたり、被災地の復旧復興を「声」で支えてきました。

若者たちの声を伝える番組、移住者たちが語るトーク番組など、さまざまな目線に立った構成が特徴でした。市内の大小さまざまな催しで、スタッフの姿をよく見かけました。芥川賞作家の柳美里さんが南相馬市のふたりと話し合う「柳美里のふたりとひとり」には、500人以上の市民が登場。私も市民のひとりとして、家族と出演させていただきました。

南相馬市役所西庁舎

放送最終日、南相馬市役所西庁舎のスタジオを、関係者やリスナーが次々に訪れていました。踊り場のほうまで明るい声の調子の放送が流れて来ており、それを聞いていた関係者かリスナーの

「いつもと同じ感じだね」「そりゃ、最後だけ堅苦しくなったら変だもの」

といった会話に、ひばりエフエムが目指した「市民に寄り添うラジオ」らしさを感じました。

ひばりエフエムノベルティ

ひばりエフエムは、放送だけでなく、TwitterやFacebookを通じて、市内外の情報を熱心に発信し続けていました。

放送は聞かなくてもそこにあるという、「頼り」「あて」を感じさせる放送局でもありました。

東日本大震災を機に生まれ、復旧復興を声で支えた臨時災害放送局約30局は、この3月ですべて閉局。シャンティの東北3事務所も、それぞれの活動地の臨時災害放送局には、活動を紹介していただいたり、スタジオに招いていただいたりと、さまざまな場面でお世話になりました。以下は、その中からピックアップしたものです。

おおつちさいがいエフエム

おおつちさいがいエフエム(岩手県大槌町)に出演中のもの。

りんごラジオ取材

移動図書館運行中に、りんごラジオ(山元町)の取材を受けている様子。

 

これまで本当におつかれさまでした。そして、ありがとうございました。

 

 

南相馬事務所 古賀東彦

 

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