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南相馬の今 ~8か月ぶりの訪問~

2018.4.11   東日本復興支援

東京事務所の常務理事の市川斉です。
四月上旬、いわきから国道六号線を北上。福島第一原子力発電所の横を通り、八か月ぶりの南相馬入りしました。

国道6号線は、途中で、立ち入り禁止エリアを通過。

国道6号線は、途中で、立ち入り禁止エリアを通過。

当会の移動図書館活動終了と共に、使っていた移動図書館車を受け取っていただいた「ちゅうりっぷ文庫」を訪問。

当会より寄贈した移動図書館車

当会より寄贈した移動図書館車

※寄贈した移動図書館と「ちゅうりっぷ文庫」については詳しくはこちらの記事をご覧ください。

移動図書館車の新たなスタートを応援

主宰者の梶田千賀子さんは元保健婦。12年前から文庫活動をされ、2年前に原ノ町駅近くへ引っ越し。「震災後、飼い犬が亡くなり、引っ越しをしたら、震災後のいろいろなことがわっと噴き出して、ふと辛くなって。でも、図書館車を受け取って、自分たちのカラーで色を塗ってみたら、元気が出てきたみたい。近いうちに、市内で移動図書館活動を開始したいの」と笑顔でお話いただきました。また、「最近、南相馬に家族で引っ越された親子が文庫に遊びにきたんだけど、南相馬に転勤すること自体、放射線の影響を心配していたと語ってくれました」とのこと。

梶田ご姉妹と記念撮影。

梶田ご姉妹と記念撮影。

また、南相馬市小高区のボランティア活動の拠点である「おだかぷらっとほーむ」に訪問。小高区は2016年7月に避難指示が解除され、2500人まで人口が戻り、以前の人口の三割弱しかいないが、ようやく街らしくなってきた感じ。

ここの責任者である廣畑裕子さんは、「いつまでも、帰還者と言われること自体に、すごい抵抗がある。帰還だけでなく新しく街に移り住む人がいる。外部に依存するだけでなく、自立する雰囲気を作りたいの。例えば、隣接する浪江町は避難指示解除から1年経過したけど、1年前の小高区と似ている。小高区の人が浪江を応援することを通じて、小高区の人が元気になる仕組みを作れたらいいな」と思い語られました。

除染で取り除いた表土や草木を入れた黒い袋(フレコンバッグ)が仮置き場に今も山積み。

除染で取り除いた表土や草木を入れた黒い袋(フレコンバッグ)が仮置き場に今も山積み。

震災から7年が経過しながらも、復興は、これからだということを感じさせられます。シャンティのモットーである「寄り添い」とは何かを考えさせられました。

小高川沿いの桜が満開

小高川沿いの桜が満開

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