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クラフトエイドの洋服をつくる村へ行ってきました

2018.6.26   クラフトエイドタイ東京事務所より

クラフトエイドの渡辺です。

今日はひっそりと販売しているクラフトの洋服のお話しをします。普段、あまり派手に宣伝されていませんが、着心地がよいのと、ざっくりとした厚みで透けないので、1枚で着られる優れものなんです。ゆったりとした作りなので、冬は重ね着で暖かく、夏は1枚で涼しく使えます。(ホントです!)
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「コットンコート」…1枚仕立てのコート。
ボタンはくるみボタンです。タイの縫製の方たちは、ピンタックやくるみボタンを苦もなくやってくれます。今まで調子にのってピンタックを入れたデザインがたくさんありました。
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「ラインブラウス・ピンク」(草木染)

そして、クラフトエイドが作っている洋服はすべて手織り綿です。タイの北部で、マッドミーと呼ばれる日本の絣織と似たものがこちらです。
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マッドミーは糸を縛って染めるもの。縛ったところが染まらないので、縛り方でコントロールして模様を生み出しています。
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これは北部タイのチェンマイから車で3時間ほど離れたカレン族の村です。
ここでは黒い布や、「SVA fabric」と呼ばれる黒と白で織られたクラフトの定番の生地を織ってもらっています。
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スカート付きパンツ

この皆さまに長年ご愛顧いただいている「スカート付きパンツ」は、黒のワイドパンツの外側に前後ともスカートに見えるような垂れがついています。この前垂れの模様はマッドミー。これははぎ合せではなく、このスカート生地のために織られたものです。なんとも贅沢!!

他にもインディゴで青に染められていたり、布の状態で染めたり、染めの文化はこの村に受け継がれているようでした。

こちらはタイ族の村です。
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山岳少数民族の衣装も、何度も藍染を重ねた黒に刺繍を施されているものがたくさんあります。
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草木染の商品もあります。

草木染めガウチョパンツダークグリーン

タイの東北部、イサーン地方と良ばれるところは、タイでもっとも貧しい地域と言われています。

この時に作っていた緑色はこちらの葉っぱ。すぐ隣に生えています。長い竹竿の先がYの字になっていて、高いところの柔らかい葉をからめ取っていました。

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「ボーダーショール・リーフ」を織っているところです。

他にも樹の幹や、樹皮、灰、などを組み合わせていろいろな色を作るそうです。

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こちらは蛍光ピンクのような色が出る葉っぱです。この色はそのまま糸には染められませんが、混ぜて使うものの一つです。そして健康にも良いということで、この後こちら飲んでみました。(大体何でも進められれば口に入れてしまいます。。。)ちょっと酸味がありました。この後も長く続いたこの出張中ずっと元気だったのは、このおかげだったかもしれませんね。
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こちらは赤色を出すラックとタマリンドの実で出したものです。ラックは小さな虫。樹に付いているので、それごと煮出します。

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この糸は絹です。絹は色が鮮やかに染まります。

綿を染めるとこの「ボーダーショール・ピンク」になります。
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草木染はこのような鍋で作っていますが、そのまま昼食も作ります。

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今日は虫です!!これはバッタのような虫でした。羽をむしってゆでていましたが、この味見はちょっと遠慮してしまいました(シャンティの先輩から、「虫は、揚げるに限る!」という教えを受けていたので…)。

のんびりと、でも丁寧に、糸を染めて糸を巻き、織機にセットして織りあげていく。温かなこの村の空気を、少しでも商品から感じてもらえればうれしいです。
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*クラフトの商品はこちらから。

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