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ニュースレター「シャンティ」2018年夏号を発行

2018.6.28   東京事務所より

ニュースレター「シャンティ」2018年夏号

こんにちは、広報担当の召田(メスダ)です。

シャンティが年4回、春夏秋冬に発行しているニュースレター「シャンティ」Vol.296(2018年夏号)ができあがりました!

※ニュースレター「シャンティ」はシャンティの会員アジアの図書館サポーターに最新号を郵送でお届けしています。

今回は多民族国家「ラオス」のいま、と題し、特集を組みました。日本に住む私たちにとって、民族の違いを感じる機会はそれほど多くありません。一方、ラオスは異なる習慣や伝統を持つ約50の民族が暮らしています。そんな多民族国家のラオスは近年、少数民族の言語が消滅の危機に瀕し、民族の文化や伝統が失われようとしています。

特集「ムスリムの人々の生活」

日本の本州と同じくらいの面積を持つラオス。2008年にニューヨーク・タイムズの「世界一行きたい国」に選出され、雄大な自然や2つの世界遺産、寺院など見どころがたくさんあります。年々ラオスを訪れる観光客は増加し、2015年は430万人、観光収入は6億7000万ドル(約729億円)になりました。ラオス政府も国の経済成長と貧困削減のため、観光に力を入れ、2020年までに外国人観光客を500万人まで増やす方針を打ち出しています。

ニュースレター「シャンティ」2018年夏号
ラオス・ルアンパバーンのナイトマーケットとルアンパバーン国立博物館(写真:川畑嘉文)

ラオスには、約50の民族が暮らしています。多くの少数民族は、自分たちを自然の一部ととらえ、自然との調和を大切にしています。科学者でも見落としてしまうような自然の些細な変化を察知し、自然災害を予測し、自然と調和した狩りや農法を生み出して適応してきました。そんな文化を守り、受け継いでいく上で、言語は重要な役割を果たしています。

ところが、文化を守るために大切な少数民族の言語が今、消滅の危機に瀕しています。学校では、公用語であるラオス語で授業を行うよう定められており、民族の言葉を学び、使う機会が減っているのです。言語の消滅は、民族のアイデンティティや伝統の消失を意味します。

ニュースレター「シャンティ」2018年夏号
写真やイラストで多様な民族を紹介(イラスト:きよはらえみこ)

移り行く時代の中で、未来へ文化や伝統を受け継いでいくため、シャンティが行っているフェアトレード事業「クラフトエイド」の取り組みも紹介しています。

海外事務所のスタッフをご紹介

カンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタン、ミャンマー、ネパールの6事務所のスタッフをご紹介しました。限られたスペースで、全員を紹介するのはとても大変でしたが、どんなスタッフが活動しているのか、ぜひご覧ください。

ニュースレター「シャンティ」2018年夏号

人気企画「世界の絵本を読んでみよう」

前号の「シャンティ2018春号」でアンケートを行ったところ、多くの方から「楽しみにしている」という声をいただいたコーナーです。

ニュースレター「シャンティ」2018年夏号
「ヤアンラーン」ラオス出版絵本 2014年

シャンティは、各国で絵本出版や紙芝居制作に取り組んでいます。少数民族に伝わる民話など、口頭で伝承されているようなお話を住民たちから聞き取り、絵本として出版しています。夏号で取り上げたラオスの「ヤアンラーン」も民族に伝わる大切な民話です。(※詳しい内容はコチラの記事もご覧ください)

ラオスのカム族に伝わるお話「ヤアンラーン」(2014年出版)

 

※ニュースレター「シャンティ」はインターネット上でもご覧いただけます

パソコンやスマートフォン、タブレットなどで、電子ブックとしてインターネット上でもご覧いただけます。

ニュースレター「シャンティ」Vol.296の電子ブック閲覧はコチラから

過去のニュースレター「シャンティ」紹介記事はコチラから

 

ニュースレターのコメントや感想を受付中

前回「シャンティ2018年春号」にアンケート返信用ハガキを同封させていただいたのですが、続々とアンケートが届いております。「シャンティ」が届くのをいつも楽しみにされている方、持ち運びやすいサイズ(A5版)なのでカバンに入れて移動時間に読んでいるという方、ムスリムや海外の文化や現地スタッフの仕事など知れてうれしいなど、さまざまなご意見、感想をいただきました。

このニュースレター「シャンティ」は、現場のスタッフが素材を集めや取材したり、スタッフ自身のことを紹介してくれています。みんな、日本のみなさんに活動のこと、自分たちのことを知って欲しい、という気持ちでいます。ぜひ今後とも、私たちシャンティの活動を応援いただけますと幸いです!

シャンティ東京事務所
広報課 広報担当 召田安宏

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。