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紙から聴こえる声

2018.8.3   ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

こんにちは。ミャンマー(ビルマ)難民事務所の山内です。
事務所着任から、あっという間に2ヵ月が過ぎ、3ヵ月目に突入しようとしています。私が事務所に着任してから、四半期会議、世界難民の日、学校教員向け研修、図書館青年ボランティア向け研修と続き、研修に参加する機会が多かったように思います。(前回のブログでは図書館青年ボランティア向けの研修についてレポートしました→こちら)
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[学校教員向け研修の様子:保育所と初等教育で必須となっている読み聞かせの手法などを学びます]

研修の前後では参加者全員にアンケートを取っており、参加者がどの程度研修を理解できたかを確認します。様々なコメントが書いていることもあり、こんなことを感じていたんだなと、アンケートを集計しながら新しい発見をしています。今回は、このアンケートに書かれていた言葉を少しご紹介していきたいと思います。

「研修に参加して良かった。学んだことを仕事に活かしていきたい。」
「図書館に読み聞かせの材料(本・人形・パネルシアターなど)がたくさんあることが分かった」
「できれば、研修を年に2回やって欲しい。これからも研修を続けて欲しい」
などなど、研修に参加して良かったと、新しい発見があったという意見が大半でした。そんな中、この時期ならではの意見もありました。
「雨のひどい時は、講師の声が聞き取りにくい」
基本的に研修は雨季の期間に開催するので、確かに雨量が多い時にあたってしまうと声が聞き取りにくいかもしれません。講師を努めるスタッフも意識して声を大きくし、話していますが。。

そして、四半期会議では、図書館に対しての改善提案を集めています。中には提案ではなく、日々自分が感じていることをコメントで書いている人もいます。コメントを少しだけご紹介します。
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[四半期会議の様子:日々の活動内容を図書館員や図書館委員会などが報告し、意見を交わします]

「昨年体調を悪くし、家で過ごしていました。精神的に落ち込む中で、本は将来に向けて戦う力を与えてくれました。図書館は私にとって光であり、病院でもあります」
「いつか自分たちが本国に帰還する時は、図書館にも一緒に来て欲しい」

会議や研修を通じて集められた意見は、集計した後スタッフで共有をします。すぐに改善できる点は意見を反映させ対応しますが、中には改善するには時間がかかるものもあります。但し、会議中や研修中には、参加者1人1人に直接インタビューをして意見を聴くという時間は取れません。
そのような時に、アンケートなどで声を聴くことができるのは、参加者の声を日々の活動に活かせる良い機会なのだと個人的に思います。図書館がこれからもたくさんの人にとっての居場所となるよう、アンケート用紙から聴こえる声も大切にしていきたいです。
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[メラウ難民キャンプにて、学校教員向け研修の参加者たち]

※研修や会議は、外務省の日本NGO連携無償資金協力の一環として実施しています。

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