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頼もしい幼児教育の現場の人たち

2018.10.4   カンボジア東京事務所より

チョムリアップ スオ!(クメール語でこんにちは)
事業サポート課の政岡です。

先日、はじめてカンボジアに出張して事業の現場を見てきました。今回は幼児教育事業の現場で頑張っている頼もしい人たちの様子をご紹介したいと思います。

今回は幼児教育事業の対象校を合計3校視察してきました。そのうち2校は地方の学校の幼稚部(カンボジアでは幼児教育は小学校に幼稚部が併設されている場合が多いです)、残りの1校はバッタンバン市内にある幼稚園です。

今回はあいにく学校や幼稚園がお休みの時期だったので、子どもたちが幼稚園で過ごす様子は見れなかったのですが、モニタリングの様子や支援した教室の様子を見ることができました。

●モニタリングの様子

今回のモニタリングは6月のフォローアップ研修会、7月の家具と資材の追加配布の実施後に行われたモニタリングでした。
シャンティの現地職員が州教育局、郡教育局の方々と協力して先生方からヒアリングを行っていました。

図書の登録台帳を確認しながら、ヒアリングを進めます。左端がシャンティ職員、中央右が教育局の方、右端が校長先生。

図書の登録台帳を確認しながら、ヒアリングを進めます。左端がシャンティ職員、中央右が教育局の方、右端が校長先生。

私にとってうれしい驚きだったのが、教育局の方たちがシャンティの職員とともにテキパキとモニタリングを行っていたことです。教育局の方たちが、事業の内容をしっかり理解して、自分たちの事業だ!と思ってくれているからこその光景だと私は感じました。

お休み中で図書を段ボール箱にしまっていたので、先生が研修で学んだように図書を書棚に並べることができるか実際に並べてもらっているところ。左側で先生が並べている様子を確認しているのは、シャンティの現地職員。

お休み中で図書を段ボール箱にしまっていたので、先生が研修で学んだように図書を書棚に並べることができるか実際に並べてもらっているところ。左側で先生が並べている様子を確認しているのは、シャンティの現地職員。

こちらの先生は研修で学んだとおりに、大きい本は後ろに、小さい本は手前に並べていました。迷いながらという感じではなく、テキパキと並べていたので、「研修で学んだことがしっかりと定着しているなあ」と感じて、うれしく思いました。現地職員も安心した様子でした。

●訪日研修や現場指導で学んだことを活かして

バッタンバン市内にあるバッタンバン中央幼稚園も訪問しました。こちらの幼稚園はバッタンバン市内の幼稚園の園長会の開催場所になっているなど、モデル校的な位置づけの幼稚園です。
現在実施中の事業では、こちらの先生に訪日研修に参加してもらったり、日本の幼児教育の専門家の方による現場指導をこちらの幼稚園で実施しています。
今回の訪問で、訪日研修で学んだことを実践している様子を見つけました。

クラスのメンバー写真を貼り付けたかざり。クラスがひとつの木になっています。

クラスのメンバー写真を貼り付けたかざり。クラスがひとつの木になっています。

訪日研修の際に、日本の保育園で見たものをまねて、カンボジアの先生方が自主的に作ったのだそうです。ほかにも、いくつも日本で見ていいな!と先生方が感じたものを、カンボジアで手に入るものを使って、工夫してどんどん取り入れていったそうです。砂場も作ってしまったそうです。頼もしい限りです。

現在実施中の幼児教育事業は事業の終わりが近づいてきました。これからは事業の評価活動を行い、とりまとめていきます。

引き続きカンボジアで幼児教育の改善に取り組む人びとへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

事業サポート課 政岡

※本事業はJICA草の根技術協力の一環として実施しています。

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