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適切な服装?

2019.4.9   アフガニスタン

サラーム!アフガニスタン担当の浅木です。
日本では、各地で桜が満開ですね。アフガニスタンでも、寒い冬が明け段々と温かくなってきています。

さて、もうご存知の方もいらっしゃいますが、来週からアフガニスタン職員が来日します!日本人のアフガニスタンへの渡航は制限されているため、例年、数回は第三国で会議をしています。今回はインド?ドバイ?ウズベキスタン?と、多方面で開催地を検討していたものの、なかなか査証が取得できず日本に呼ぶこととなりました。
それも、査証発行の連絡が来たのは昨日で、無事会議を開催できるとほっとしたところでした。

今回の会議では、状況が日々変わっている国内の状況に向けて新しい事業に関して協議、検討をしていく予定です。

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さて、先日、「アフガニスタンの人々調査」(the Asia Foundation)というものを見つけました。治安や情勢が不安定なことから、なかなかこういった文献も少ないのですが、この報告書は、1万5千人の直接インタビューからデータを集めており、現地の人々が抱えている問題から、治安、経済、政治、移民にわたるまで様々な分野で収集したデータが記載されています。

例えば、「全国の61.3%の人々は国が悪い方向に進んでいると感じている」や

「青年が抱えている問題で最も多いのは、雇用機会がない(74.7%)」

「日頃、幸せだと感じている人の多くは、比較的経済的に裕福である」といったものです。

 

その中に、興味深いものを見つけました。
「以下の女性のなかで、適切な恰好をしているのはどの人ですか?」
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(出典 A Survery of the Afghan People)

みなさんも、考えてみてください。

アフガニスタンの人々は、女性の適切な恰好として、30%の人々が①ブルカ、もしくは②ニカブを選択。15.3%が③チャダルを、14.5%が④ヒジャブを、6.1%が⑤少しずらしたヒジャブを、そして、0.5%が⑥なしを選択しました。

ちなみにテレビやインターネットをよく使う人ほど、教育における男女格差の是正や外で働く女性を支持しているようで、女性の服装にも寛大のようです。

 

「適切な恰好」と聞くと、ピンとこないかもしれませんが、日本でも公共の場での露出の多い服装は好まれませんよね。イスラム教の人たちが肌を隠すことは、よく知られていますが、そのなかでも人々の考え方は様々です。女性の恰好ひとつとっても人々の考え方や、抱く感情などは、現地に居てはじめてわかるものも多くあります。

他にも、この資料のなかで、地方の女性が直面している最も大きな問題は、識字・教育機会の不足(45.7%)、女性の権利(31.1%)、雇用機会の不足(25.6%)と様々なデータが続いています。
まだまだ女性が、教育を受け、仕事をする機会が限られていますが、シャンティでは教育の大切さを感じ活動に奮闘する女性職員がいます。

図書館担当のスルタナもその一人です。来る4月15日は彼女が登壇するイベントも企画していますので、アフガニスタンのこと、女性の教育のことなど聞いてみませんか。

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お時間許す方いらっしゃれば、ぜひご参加ください!!

 

さいごに!
また国際協力に興味がある方に朗報です!
シャンティでは、現在、NGO海外研修プログラムを実施しています。
実際に海外事務所で1カ月研修・活動に携われるというものです。具体的な詳細は、こちらを参照ください!)
国際協力業界やNGOで働いていても、活動地に行けない職員もいます、
ぜひこの機会を活用ください~!

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