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カトマンズにPM2.5の電光掲示板が設置

2019.4.20   ネパール

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ナマステ。ネパール事務所長の三宅隆史です。最近、カトマンズの主要な道路に写真のような大気汚染の濃度を示す汚染メーターが何か所も設置されました。POLLUTION METERと書かれた下に、その地点のPM2.5の濃度と気温がリアルタイムで電子表示されています。
WHO(世界保健機構)によるとネパールはPM2.5の濃度が世界最悪の国です。建設工事による粉塵、レンガ工場からの噴煙、トラックや自動車からの排ガス等が原因と言われています。20年以上前に製造された自動車の使用を政府は禁止しているのですが、ほとんど守られていません。理由として、輸入物である自動車を購入する際、250%もの関税が課せられていることがあげられます。車両の価格の2.5倍の額が上乗せされた車両を買った人は当然のことながら、長い間、ぼろぼろになるまで乗り続けようとします。写真はSVAネパール事務所が購入した日産のNavara(日本でいうダットサン)です。9万キロ走行済で2010年製造の中古車ですが、320万円もしました。売主は新車を買う際に税込価格で買っているので、その車を売る際にも税込価格で売るからです。

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汚染メーターに表示されているμg/m3 はPM2.5 の値の単位で、マイクログラムと読みます。この値が55を超えると、「健康に悪影響がある」レベルとなり、野外での運動は控えた方が良いとされています。
11月から2月のほとんど雨が降らない乾期には、PM2.5濃度は高くなります。またカトマンズは渓谷なので、昼間に拡散したPM2.5が夜間のうちに渓谷の底、つまり市内に蓄積しやすく、早朝に最もPM2.5の濃度は高くなります。今年の2月4日朝7時の値が120マイクログラムと非常に高い値でしたが、同じ日の夕方6時には43マイクログラムまでさがっていました。

汚染メーターには、便利なことに携帯電話の充電ができるコンセントやごみ箱もついています。実際に携帯電話を充電している人を見たことはありませんが。またソーラーパネルで電気を供給しています。

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バイクに乗る人や歩行者の多くはマスクを着用して、PM2.5の影響を減らすよう努力していますが、どれくらい効果があるのか疑問です。3年間カトマンズに駐在したある日本人の方は、帰国後の健康診断で、医者から「あなたは喫煙を始めたんですか?」と言われたそうです。最も汚染の被害を受けているのは、路上で働いている交通警察官や道路工事の労働者、主要道路に面した店舗の軒先で働いている人たちです。すでに交通警察官の多くが呼吸器系疾患にかかっており、補償と労働条件の改善を求めています。政府による大気汚染対策や規制の強化が必要です。

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