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カンボジア教育事業 完了報告会開催@名古屋

2019.4.12   カンボジア報告会東京事務所より

シャンティ・カンボジア事務所で、2016年から取り組んできたJICA草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)「カンボジア・バッタンバン州の公立幼稚園における幼児教育・保育の質改善事業」の完了報告会を、2019年4月22日(月)にJICA中部なごや地球ひろばで開催します。

当日は事業のプロジェクトマネージャーを務めるカンボジア事務所の萩原より、事業の内容や成果についてご報告いたします。

日時 2019年4月22日(月) 14:00~15:00
会場 JICA中部なごや地球ひろば 2階セミナールームA1
(〒453-0872 名古屋市中村区平池町4丁目60-7 TEL:052−533−0220)
最寄駅 名古屋駅下車 徒歩13分
名古屋臨海高速鉄道 あおなみ線 ささしまライブ駅下車 徒歩5分
近鉄名古屋線 米野駅下車 徒歩10分
主催 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
共催 JICA中部

報告会の開催にあたり、カンボジアで幼児教育の事業を開始した背景やこれまでに行ってきたことを一部ご紹介させていただきます。

なぜ幼児教育なのか

皆さん幼稚園や保育園の時のことを覚えていますか?

恐らく多くの方が、園庭で遊んだり、工作をしたり歌を歌ったことかと思いますが、実はそうした経験が、子ども時代にはとても大切なのです!

図1

上記の図にある”emotional control”(感情のコントロール)や “peer social skills”(社会性)、”language”(言語能力)などは、全て小学校に入る前の幼児期に発達のピークを迎えます。

 

身体面に加え、社会性などは生きていくうえで欠かせないものです。つまり、この時期の教育はその後の学校生活や、人生においても非常に大切な「準備体操」の時期で、幼児期の刺激や学びはその後の人生に大きな影響を与えます。この時期の充実が、小学校での進級率の向上や貧困の再生産を止めるきっかけにもなります。

なので、「幼児期はとっても大切」という結論に至ります。

しかし、カンボジアではそれについて保護者や幼稚部を指導する教員でさえも理解が出来ていない場合がほとんどです。

 

理解が無いために、幼稚園は小学校の空き部屋を使用し、クラスの床はコンクリートのまま。

装飾も無く、なんだか薄暗い。

図3

これがカンボジアの幼児教育現場でした。

こうした背景からシャンティではカンボジアでの幼児教育事業を2016年から開始し、さまざまな活動を行ってまいりました。

マニュアル、ガイドブックの作成

研修会で活用するマニュアルやガイドブックの開発および更新を行いました。また、制作したマニュアルやガイドブックを基に、州・郡教育局職員及び中央幼稚園教員に対する講師向け研修を行いました。

図4

 

幼稚部教員の能力強化研修の実施

対象校の幼稚部教員を対象とした研修を行い、教員はおはなしや教材製作の方法、場づくりについて学びました。研修前後に実施した事前・事後テストの結果、すべての教員が理解度を向上したことが確認できました。

図5

教室環境の改善

学校及び住民の協力により、床をタイル張りにするなど教室の小規模修繕・改装が行われ、幼児にとってより過ごしやすい空間になりました。

図6

教員や住民の意識向上

「幼児教育の意識向上研修」を幼稚園の校長や幼稚部教員、学校支援委員会を対象に実施しました。また、幼児教育の重要性を理解した学校および学校支援委員会は、自ら資金調達を行い、教室の環境改善に貢献しました。

図7

以上のような活動を3年2カ月の間に行い、さまざまな成果を得ることができました。

その成果のご報告を、4月22日、JICA中部なごや地球ひろばで開催する完了報告会でお伝えします!

 

詳細やお申し込みは、JICA中部のWEBサイトからお願いします。

「遊びや環境を通した学び」をカンボジアの幼児教育へ—草の根事業完了報告会— | イベント情報 | JICA中部 – JICA

みなさまのご参加をお待ちしております!

東京事務所 事業サポート課
岩松

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。