2016.05.03
海外での活動

図書館の日常

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
活動風景

サワディークラップ!

ミャンマー(ビルマ)難民事務所インターンの山中です。

最近、事務所のハードディスクには素敵な写真が溜まってまいりました。

そんなわけで、今回は図書館利用者の写真を中心に、これまで紹介してきたものもありますが、近頃の図書館活動を改めてご紹介したいと思います。

まずはこちらの写真から!

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(絵本の読み聞かせをする図書館員)

ご存知の通り、こちらは日々図書館で行っている絵本の読み聞かせです。

写真で読み聞かせを行っている図書館員のミッタンは10年以上も図書館活動を行っているベテランです。彼女にかかれば暗い気持ちも、絵本の読み聞かせで吹き飛ばしてしまうことでしょう。

また、図書館では「本」以外にも次の写真のように、カードゲームを楽しむ子どもたちも見かけます。

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(カードゲームをする子どもたち)

こちらのカードには果物や動物の写真と名前が描かれており、ゲームを通してそれらの名前や文字を覚えます。キャンプの中では手に入る食べ物や見られる動物が限られています。実際に食べたことや見たことがなくても、こうして少しでも外の世界と触れることはとても大切です。

もちろん、図書館を楽しんでいるのは子どもたちだけではありません。

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(大人部屋で本を読む利用者)

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(本を借りる女性)

図書館には子どもからお年寄りまで様々な年代の人が訪れます。キャンプの中では当然娯楽も制限されてしまいます。そのような環境の中で、図書館の本を読むことを大変楽しみにしている方々がたくさんいます。

最近は難民の帰還がより意識されるようになり、住民の間でも不安等が広がっていますが、今後も図書館が住民にとっての憩いの場であり続けられるように活動していきたいと思います!

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(おばあちゃんの絵本の読み聞かせ)