
クラフトエイドは、1985年にタイ東北部の
ラオス難民キャンプ内で作られた手工芸品を
日本で紹介したことから始まりました。
タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、アフガニスタンの
生産者たちが、それぞれの伝統技術を活かして
手作りしたものを日本で販売しています。
購入することで生産者の経済的自立を手助けできる
「お買い物でできる国際協力」です。
収益金はシャンティが行う教育支援活動に使われます。
生産者の多くは少数民族や農村の女性たちで、
フェアトレードにより適正な賃金を受け取ることで
家族の生活を支えています。
「クラフトエイド」のはじまり
始まりはシャンティの図書館に遊びに来るモン族の女の子たちが作る刺繍でした。
シャンティの作った小さな図書館には、毎日山岳民族であるモン族の子どもたちが遊びにきました。女の子たちは6~7歳になると、刺しかけの刺繍布を持ってきて、遊びの合間に一心に刺繍を刺し始めるのです...