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【アフガニスタンでの帰還難民 越冬支援活動報告】  高齢者、寡婦世帯6,400人への越冬支援を終了

2017.2.27  

難民帰還の状況
アフガニスタンでは、2016年10月以降、パキスタン政府の方針により、隣国パキスタンに逃れていた難民の帰還が始まりました。1月末時点で帰還難民の数は62万人を超えました。

越冬に必要な毛布、食料配布を実施
2017年1月までにナンガハル州東部には28万人の難民が帰還しており、最も多くの難民を受け入れています。アフガニスタン政府は帰還難民のための難民キャンプの設置を許可しておらず、帰還した難民の内47%がテントで生活を送っています。(シャンティ調べ)

シャンティは、2017年1月18日に、調査した後に選定した960世帯、6,400人への越冬支援物資配布を実施しました。選定には、困難な状況にある世帯を優先しました。結果、150世帯は寡婦、40世帯は障がいを持っている人が世帯主です。760世帯は5歳未満の乳幼児がおり、190世帯は高齢者のいる世帯です。1世帯あたり、6枚の毛布、1カ月分の食料として米24キロ、小麦48キロ、砂糖5キロ、食用油16キロ、茶1キロを支援しました。対象はすべてこれまで食料と毛布を受け取っていなかった世帯です。

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写真:物資を受け取りにきた難民

越冬物資のおかげで食料に困らないとの声
対象世帯のサンザラムさん(寡婦)の声です。「パキスタンにいたときは、清掃人として細々と生計を立てていましたが、アフガニスタンでは仕事がないので無収入です。帰還する際、家財道具をすべて売り払ったお金で、民家の一室を月3,000ルピー(約3,200円)で借りています。5人の子どもが病気にならないように冬の間はこの部屋を借りるつもりですが、その後は収入がないので家を出なければいけません。毛布は2枚しかなく、食料も昨日で無くなったところでした。今回の支援で冬の間は食べ物に困らずに過ごせそうです」。

サンザラムさん
写真:サンザラムさん一家

この事業は、ジャパン・プラットフォーム(JPF)を通じた外務省資金による助成を受けて実施しています。

アフガニスタンでの活動詳細はこちら

▽本リリースの印刷用PDF▽

活動写真

受け取りのために来た帰還難民

受け取りのために来た帰還難民

受け取った物資を持ち帰る

受け取った物資を持ち帰る

活動地のナンガハル州

活動地のナンガハル州

2017年3月6日追加:物資を支援した家族へのインタビュー映像

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