シャンティからのお知らせ

  1. ホーム
  2. シャンティからのお知らせ
  3. アフガニスタン難民の子ども向けの居場所 「子どもに優しい空間(Child Friendly Space)」2館を開館

アフガニスタン難民の子ども向けの居場所 「子どもに優しい空間(Child Friendly Space)」2館を開館

2018.1.24  

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区/以下、シャンティ)は、2017年11月1日アフガニスタン・ナンガハル県のベスッド郡とカマ郡に、子ども向けの居場所「子どもに優しい空間(Child Friendly Space)」2館を設置し、開館しました。同県に滞在するパキスタンから帰還した子どもたちを対象に、子どもの保護と教育を目的にした施設です。

ベズット郡
「子どもに優しい空間」館内の様子(ベスッド郡)

カマ郡

「子どもに優しい空間」館内の様子(カマ郡)

■帰還民を対象にした子どもの保護支援
アフガニスタンとパキスタンとの政治的緊張などにより、これまでで最大規模のアフガニスタン難民がパキスタンから帰還しています。彼らの多くは、南部・東部・西部においてタリバン・IS・政府軍間の戦闘が勃発しているナンガハル県に滞在しており、帰還した後も、紛争によって滞在先を追われ、避難せざるを得ない状況に陥っています。
このような環境下で、暴力、児童労働、早婚、子ども兵への徴用など様々なリスクにさらされる帰還民の子どもたちを対象に、子どもの保護を目的とした支援活動を2017年11月から行っています。

■子ども向けの居場所の設置
ジャパン・プラットフォーム(JPF)の支援により、同県のベスッド郡とカマ郡で子ども向けの居場所「子どもに優しい空間(Child Friendly Space)」2館を2017年11月1日に設置しました。ベスッド郡の「子どもに優しい空間」の開館式では、情報文化局(郡政府)や公立学校の校長先生、コミュニティメンバーからも参加があり、開館を祝うと同時に、子どもたちの心理的社会支援の必要性について理解を深めてもらいました。
この施設では、読み聞かせやレクリエーションを通した心理社会的支援、小学校1年生レベルの読み書き教室を開講しています。図書は、自主学習用の貸し出しも可能で、2週間あたりベスッド郡では200冊、カマ郡では100冊以上の本が貸し出されました。現在、合計で211人が登録を行い、日常的に利用しています。うち6割の登録者が帰還民あるいは国内避難民の子どもたちです。

開館式の様子

ベスッド郡の「子どもに優しい空間」開館式の様子

■研修会の実施
「子どもに優しい空間」の施設運営にあたり、対象地域のコミュニティの協力を得て、男性2人女性4人のスタッフを起用しています。宗教・文化の観点から女子児童に配慮し、女性スタッフの協力も得られました。2017年11月26日から3日間、施設で働くスタッフを対象に研修会を行いました。研修会では、子どもたち向けのレクリエーションや活動の方法だけでなく、施設の運営や管理についても取り扱いました。

研修会の様子
県都にあるシャンティ事務所で開催された研修会

今後も、暴力、児童労働、早婚、子ども兵への徴用など様々なリスクにさらされる帰還民の子どもたちを対象に、子どもの保護を目的としたアフガニスタンでの支援活動を行ってまいります。

■本件に関するお問い合わせ先
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
担当:竹内、浅木
〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館 2・3F
TEL:03-6457-4586 FAX:03-5360-1220 E-mail: eru@sva.or.jp

▽本リリース、印刷用のPDF▽

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。