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アフガニスタン国内避難民・帰還民への緊急救援を継続しています。

2018.3.23  

シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区)は、2016年末よりアフガニスタンに帰還するパキスタン難民への支援を実施してまいりました。

これまでに、ジャパン・プラットフォームと連携して、緊急食糧配布支援と2度にわたる越冬支援を行い、合計22,000人以上の脆弱な非登録帰還民に支援を行いました。また、避難民の子ども向けの居場所 「子どもに優しい空間」2館を開館し、子どもが子どもに戻れる場所を提供しました。今後も避難を余儀なくされた子どもたちに子どもに戻れる居場所を提供していきます。

配布当日2月3日 (2) - コピー

物資配布の様子

連日、反政府武装勢力による攻撃が続く現在のアフガニスタンでは、多くの死傷者が出ており、市民、特に子どもたちの尊い命が奪われています。2016年から数十万人の難民が帰還していますが、タリバン、IS、政府軍による戦闘が勃発し、2017年からは帰還民だけでなく多くの住民が滞在先を追われ避難生活が長引いています。避難民の子どもたちは、暴力、児童労働、早婚、子ども兵への徴用などのリスクにさらされています。

このような環境下で、国内避難民・帰還民の越冬支援や子どもの保護を目的とした「子どもに優しい空間」の設置と運営を行っています。

*避難民世帯の様子。避難先で生活する多くの人びとが写真のように木やビニールシートで作った簡易な小屋に7名ほどの家族で生活している

*避難民世帯の様子。避難先で生活する多くの人びとが写真のように木やビニールシートで作った簡易な小屋に7名ほどの家族で生活している

緊急開催!テロと難民、情勢不安に陥ったアフガニスタンの今

◆子どもの置かれた状況

厳しい紛争を経験した避難民の子どもたちは、強いストレスの中で生活しています。避難先での生活は貧しく、子どもたちも家計を支えるために働きに出なければなりません。よく見かけるのは、大きな袋を持って街を歩き回る子どもたち。彼らは、売れそうなゴミを集めて業者に売ることで、日に200~300円程度の収入を得ていますが、ほとんどが食費に消えてしまいます。子どもたちが金属類などを探し回るのですが、しばしば見分けがつかず不発弾を拾ってしまったり、また他の子どもたちと奪い合いになって怪我をしてしまうケースがあります。この間学校に行くことができず、勉強することができない状況で、10歳前後という子どもの成長において重要な時期に十分な教育を受けられないまま大人になっていきます。また、治安が悪いので子どもはなかなか家から出ることができません。

ジャララバード市内でごみを拾い集めていた男の子

ジャララバード市内でごみを拾い集めていた男の子

◆子ども向けの居場所の設置

同県にて子ども向けの居場所「子どもに優しい空間(Child Friendly Space)」を開設しました。ここは唯一子どもたちが遊んだり、学習したりできる場所です。中にはこれまで様々な地域で行ってきた図書館の要素がふんだんに盛り込まれており、以下の三つの視点を大切にしています。

  • 子どもが子どもに戻れる場所

紛争影響下では子どもは働いたり、治安を懸念して外出できなかったり、また兵士登用の懸念もあります。読み聞かせ、詩の朗読、絵やレクリエーション活動を通じて、子どもたちが子どもに、笑顔に戻れるような、心理社会的な支援を行います。

*子どもにやさしい空間は図書館仕様となっており、子どもたちが読書やお話を楽しみます。

*子どもにやさしい空間は図書館仕様となっており、子どもたちが読書やお話を楽しみます。

  • 平和の心をはぐくむ

避難民の子どもたちは違った場所から来ているため、微妙に異なる服装や言葉に訛りがあったりして、差別やいじめにあうこともあります。詩の朗読や劇、イベント開催を、避難民の子どもとその地域の子どもが共に参加することによって、お互いのことを理解しあうことを目指しています。イベントでは、国際女性の日、独立記念日、母の日といった催し物のほかに、人身売買や麻薬などのリスク軽減の啓発活動を行っています。

*毎月開催するイベントは地域の子どもたちにとってお楽しみとなっています。

*毎月開催するイベントは地域の子どもたちにとってお楽しみとなっています。

  • 教育の機会を

紛争影響下では勉強を続けることが困難です。避難民の子どもたちは家計を支えるために、学校の時間に登校できなかったり、そもそも学校編入の手続きに困難をかかえていたりします。こういった児童のために、小学校1~2年生レベルの特別教室を開いて、将来的に学校に戻れるように取り組んでいます。

*学習教室では学校にいけない子どもたちが勉強します。

*学習教室では学校にいけない子どもたちが勉強します。

◆募金受付中◆<手数料無料>

郵便振替: 00150-9-61724

加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会

*通信欄に「アフガン緊急」と明記下さい*備考欄に「免」と明記ください(手数料免除)

アフガニスタンでの活動をぜひご支援ください

シャンティが活動を行っている事業地(国・地域)や、活動内容を指定してご寄付いただけます。子どもたちの笑顔のため、ご協力よろしくお願いいたします。

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*「アフガニスタン」をご指定ください。

 

■本件に関するお問い合わせ先
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
担当:竹内
〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館 2・3F
TEL:03-6457-4586 FAX:03-5360-1220 E-mail: eru@sva.or.jp

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