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【COVID-19】ミャンマー オンラインで読書推進活動 絵本や紙芝居の読み聞かせ動画を公開

2020.8.13  

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/東京都新宿区)は、ミャンマー西バゴー地域にて、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、オンラインを活用した読書推進活動を開始しました。シャンティは2018年より初等教育における読書推進事業を実施しており、事業の一環として、絵本や紙芝居の読み聞かせ動画の作成と配信を行っています。この活動は、協力関係にある公共図書館の参加も有り、新たに作成した実施ガイドラインに基づき、これまでシャンティが出版した絵本や紙芝居を使った読み聞かせ動画をYouTubeやSNSを使って発信しています。ミャンマー全土のインターネット普及率は41%(2019年)に留まるものの、近年のスマートフォンの急速な普及に伴い、インターネットにアクセスできる人々は急増しています。子どもたちは、保護者のスマートフォンを利用し、配信された読み聞かせ動画にアクセスできます。

読み聞かせを行うシャンティ・ミャンマー事務所のスタッフ
読み聞かせを行うシャンティ・ミャンマー事務所のスタッフ

ミャンマー国内の状況

ミャンマー国内では2020年8月1日現在、新型コロナウイルス(COVID-19)感染者は353名、うち回復者295名が確認されています。他国に比較し感染者数は少ないものの、4月16日以降、大人数での集会禁止や渡航の制限等の行動制限措置が取られています。長期休暇中の教育機関は、7月28日より約半数の高校が再開しましたが、中学および小学校は、高校の再開の状況から判断するため、正式な再開時期は未定です。待機状態の学校数が多いだけでなく、学校によっては、十分な感染対策を講じることができないため、児童の学習の遅延や格差拡大が懸念されています。

オンラインを活用した読書推進活動

新型コロナウイルス感染拡大を受け、予定していた読書推進活動は形式を変更して実施することになりました。学校を訪問し、絵本の読み聞かせなどの図書サービスを提供する移動図書館活動が実施できなくなりました。しかしながら、学校再開を待つ子どもたちや保護者を対象に、シャンティが出版した絵本や紙芝居の読み聞かせ動画の配信を行っています。学校や図書館に行くことができない間、子どもたちが家族と一緒に物語の世界に触れ、想像力や自ら考える力を育んだり、言葉や文字に関心を持ったりすることが期待されています。


オンラインライブラリー ミャンマー人スタッフのノウェマの読み聞かせ

その他の読み聞かせ動画はコチラから「SVA Myanmar Office – YouTube」

ミャンマーにおける図書館活動

シャンティ・ミャンマー事務所は2014年に設立され、ノンフォーマル教育事業、児童図書出版改善事業、公共図書館改善事業などを実施してきました。2018年から初等教育における読書推進事業を開始し、学校図書室の整備を通して子どもの読書推進に力を入れています。これまでに出版した絵本・紙芝居合わせて29タイトルも活用しながら、西バゴー地域では28校において学校図書室の整備を行いました。また作成した学校図書室運営に関わるガイドラインは教育省が実施する公立学校教員研修でも利用されています。現在、ミャンマーでは大規模な教育改革が実施されており、暗記教育から子ども中心の学びを推進するカリキュラム編成が行われています。絵本を含む多様な教材教具が、子どもたちの主体的な学びの一助となることが期待されています。

ミャンマー指定募金(新型コロナ)受付中

郵便振替:00150-9-61724
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
*払込取扱票の通信欄に「ミャンマー緊急支援(新型コロナ)」と明記して下さい
*備考欄に「免」と明記して下さい(窓口で手続きした場合、払込手数料が免除されます)

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