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「リアルなカンボジアの今を知ることができた」今年第2回目のカンボジア事業報告会を開催しました

2014.6.8   イベント報告カンボジア

こんにちは!東京事務所の真屋です。

先日6月4日(水)に、東京の中野にてカンボジア事業の報告会「カンボジア-農村の今を生きる子どもたち~20代最後の挑戦、乙女のバッタンバン!~」を開催しました。

まずはカンボジアから研修のために来日している現地スタッフヴィチェットから、カンボジアの内戦時代から今に至るまでの歴史について彼自身の体験談をもとにお話しました。

子ども時代を内戦下・難民キャンプで過ごしたヴィチェット。

「はじめて勉強を始められたのは13歳か14歳の頃。その後キャンプからカンボジア国内に戻れたのが24歳。ゼロからのスタートだった。」

「今の子どもたちの親は私と同じ世代。教育を十分に受けることができず読み書きのできないおとなは特に農村部にまだ多くいる。その人たちが子どもを育てるということはどういうことか?」

彼は子どもの時の話をすると当時の辛い経験を思い出すため、あまり語りたくないと、私に明かしてくれました。でも、未だに「貧困下で苦しむ子どもたち、人として生きる権利を奪われている人々」がカンボジアにはまだまだ多く存在する、ということを伝えるために語ってくれました。「自分と同じような経験を子どもたちにはさせたくない!」と。

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さていよいよ「20代最後の挑戦、乙女のバッタンバン!」という謎の副題の本人、カンボジア事務所スタッフの萩原の登場。カンボジアの農村部における子どもたち、家庭環境、教育についての実態とSVAの学校図書館の活動を報告。

萩原:「カンボジアのある小学生に「将来の夢は何ですか?」と聞いたことがあります。あなたの小学生のときの将来の夢は何でしたか?」

参加者①:「ケーキ屋さん」

参加者②:「パン屋さん」

こんな会話からスタートしました。

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参加者の声

・「ヴィチェットさん、萩原さん、共に素晴らしいお話で長年カンボジアに関心を持ってきたのですが改めて心にしみました。『貧困とは、子どもたちが夢をもてなくなること』『平和は自分の心から』」

・「現在どのような支援が行われているかについて詳しく、わかりやすく知ることができた。本の支援の大切さについても初めてちゃんと理解することができた。」

・「実際にSVAの絵本を読み、学んだヴィチェットさんのお話がうかがえてよかった。「格差」の問題は現代カンボジアのみならず、世界的に大きな課題だと感じた。」

・「臨場感ある報告を聞け、大きな刺激を受け、今後自分にとって何が出来るか具体的に考えていく上で参考になった。」

 

さて、萩原が出した「将来の夢は何ですか?」という問いに、カンボジアのある小学生は何と答えたでしょうか?

「小学校を卒業すること」

 

農村の子どもたち                                                                                                                                                                                                    ⒸYoshifumi Kawabata

ご参加くださった約30名のみなさま、告知にご協力くださったみなさま、いつもご支援・ご協力くださるみなさま、どうもありがとうございました。

次回のカンボジア事業の報告会もぜひお楽しみに!

海外事業課 カンボジア担当

真屋 友希

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。