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タイからモン族の子どもたちが来日!東京事務所で報告会を開きました。

2007.6.7   タイ

シャンティがタイで行っている「アジア子ども奨学金」。

この奨学金をうけとって学校に通っている奨学生5名が、新九州電力労働組合の招待で来日しました。

引越しで社会貢献キャンペーン-タイからモン族の子どもたちが来日!

今回日本に来たのは、中学生のマリーさん、ワラリーさん、マンさんと、高校生のアナンくん、大学生のソンバットくん。全員タイ北部に住んでいるモン族です。

7日午後、慈母会館で開いた報告会では、シャンティタイランドのスタッフから事業の説明があり、その後、奨学生の日本語での自己紹介、ケーン(モン族の楽器)や踊りの披露、学校や村での生活の様子を聞きました。

モンは山の村に住む民族。家の中ではモン語を話し、学校ではタイ語で勉強をしています。経済的に恵まれず、タイ人から差別されることも少なくありません。奨学生の家庭状況を聞くとそれぞれ大変ですが、モン族の衣装に身をつつみ質問にしっかり答えていました。

「将来なりたい職業は?」と聞くと「看護師」「教師」「日本語を学んでガイド」という答えが返ってきました。 5人のうち4人は今回初めての来日です。日本の印象をきくと「きれい。バンコクとは全然違います。日本は技術が進んでいるのに緑もあって空気もきれいで、また来たい。」と話していました。

報告会の最後は、奨学生、参加者、スタッフみんなで「幸せなら手をたたこう」を日本語とタイ語で歌って、記念撮影をしてほのぼのと終了。奨学生はこのあと九州に移動し、1週間を日本で過ごします。「桜の花が見たい」という希望はかないませんでしたが、日本で協力してくださっている支援者との交流を楽しみにしています。

*    *    *    *     *

「アジア子ども奨学金」は、現在530人の子どもたちを支援しています。

奨学生には毎年大勢の希望者があり、それぞれの厳しい現実をまのあたりにして選考にはかなり悩みます。

親がいなくて親戚に育てられている子、経済的な理由で学校に行けない子、村に学校がないために進学の機会がない子。。。

経済成長が著しいタイですが、スラムや山岳少数民族の貧しい家の子どもたちは教育を受ける機会に恵まれていません。

元奨学生で、現在シャンティタイランドの奨学金担当をしているプラティープは、「奨学金の支援をしてくださってる日本の皆様にお礼を申し上げます。私自身も奨学金のおかげで学校に通うことができました。タイの社会格差は大きく、貧しい人にはチャンスがありません。私は自分が支援してもらったことを、ほかの誰かに返していけるようになりたいと思いシャンティの職員になりました。奨学生は、ただ学校に行くだけでなく、自立し、地域や社会の発展に貢献できる人になりたいと考えています。」と話していました。

シャンティ東京事務所 広報担当 村田泉

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