シャンティブログ

  1. ホーム
  2. シャンティブログ
  3. インドネシア地震の現場から

インドネシア地震の現場から

2018.11.15   緊急救援

東京事務所の市川です。

11月初旬、インドネシア・スラウェシ島地震の支援活動へ従事するためパルへ。

IMG_3414
日本から、飛行機を乗継ぎ、17時間で到着。さっそく、PETUBO(ペツボ)村を訪問。6,000人くらい住んでいたとのことですが、村が丸ごと見当たりません。村へ近づくと道路が突然5〜6m近く陥没して、1㎞以上先まで陥没したままです。大規模な液状化で、地面全体が津波のように襲ったという印象で、何もかも根こそぎ無くなっていました。地元の人の話では、「地面が歩いてきたようだ」と、「ジャラン、ジャラン(歩く)」という言葉を連発。

IMG_3412
陥没した道路横には、幼稚園がありましたが、建物は見る影もありません。子どものいない時間の発災だったことが不幸中の幸いだったかもしれません。「PETOBO BANGKIT」の看板があり「PETOBO村、頑張るぞ!」の意味とのこと。東日本大震災でも同じような看板があったことを思い出し、心を揺さぶられる思いでした。

IMG_3407
物資配布では、震源地に近いワランダノとロボンガ地区を訪問。現地の協力団体KPPAと共に、食糧、衛生用品、下着などを袋に詰めて、物資配布。寡婦、女性世帯主、高齢者、障害者、子どもなどを含む世帯を中心にリストアップして配布。

DSCN3813
その合間にインタビュー。いまだに住宅再建のメドが立たず、余震が怖いので、家の前にビニールシートを張って寝泊まりする人も多い。中には、100歳の老人がテント暮らしだととのことです。

IMG_3537 (2)
夫と息子夫婦が出稼ぎに行っていて、二人の孫と暮らす女性は、「この子が8ケ月の赤ちゃんの時から面倒を見ていてもう11歳よ」と話してくました。

DSCN3922
また、「震災後、家に帰ったら、ばあちゃんが生き埋めになっていたんだ!きょうだいで助けて無事だった」と語る13歳の少年は、すでに両親が他界し、祖母と6人きょうだいで暮らしていると語ってくれました(少年2人のうち、右側の彼の証言です)。

IMG_3572
何気ない会話から、この地域が震災前から抱える貧困、地域特有の課題を垣間見たような気がしました。

「インドネシア地震 緊急募金」受付中です

被災された方々へ必要な支援を届けられるよう、緊急募金にもご協力よろしくお願いいたします。

今すぐ寄付する

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。