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クラフトエイドから

2019.1.13   東京事務所より

クラフトエイドでは今、新商品が続々と各国の生産者さんから届いております。こちらの希望通りに商品が出来上がっているのか、毎回ドキドキしながら段ボールを開ける日々が続いております。今年はたくさんの新商品を皆さまのもとへお届け出来る予定です。

さて、クラフトエイドからの新年最初のブログですが、昨年12月に東北のあんでねっと山田・あんでねっと大谷に出張に行かせていただいたことを書きたいと思います。
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「今度は自分たちも支援したい。ずっと支えられてきた恩返しがしたい。」

2011年から仮設住宅で女性たちが集い、収益の一部をアジアの子どもたちのために使いたいと、編み物で作ってきたアイテムをクラフトエイドで販売しています。それぞれの商品は、作られる地域ごとの特産品をあしらったもので、1つ1つに作っているお母さんたちの思いが込められています。

▽フェアトレードショップ「クラフトエイド」

あんでねっとの商品はこちらから
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■あんでねっと山田

山田町は岩手県沿岸中部の三陸地方に位置する、太平洋に面する町です。四方を海と山に囲まれており、牡蠣やホタテの養殖が盛んで岩手でにトップクラスの生産量を誇ります。かつて山田湾北部には捕鯨基地があり、山田町は捕鯨の町として盛んあったことから、あんでねっと山田では“くじら”をモチーフにしたアイテムを制作しています。

私が集会所にお邪魔させていただいた時は、山田町のくじらポーチの白いお腹の部分のステッチをお母さんたちで順番に縫っていました。この可愛らしい丸みのフォルムが特徴のくじらポーチも、お母さんたちが集会所に集まり、くじらの特徴を再現しながらも、使いやすく可愛いポーチになるようにと、試行錯誤しながら生まれた商品の一つです。実際に制作している過程を見させていただき、こんなにも時間と手間と愛情をかけて作られていると改めて実感させられました。

 

PC040184■あんでねっと大谷

宮城県北東端の太平洋沿岸に位置する気仙沼市大谷は、震災前は海岸線をJR気仙沼線が走り、大谷海岸には海水浴客でにぎわったといいます。豊かな自然に囲まれた気仙沼市は全国屈指の水産都市で、リアス式海岸の大パノラマとともに、新鮮な海の幸が楽しめます。

今回は大谷の海の仲間たちストラップの制作を見させていただきました。ウニ、クラゲ、まんぼう、わかめ、カニ、ひとで、ほや、たこの計6種類。どれも大谷の海でとれる海の仲間たちです。この商品も山田町のくじらポーチ同様に、お母さんたちが何度も試作品を作っては話し合いをし生まれた商品です。「こっちの方が実際のほやの形に近いから」「わかめはこの方がわかめらしい」などなど。お母さんの海に対する意地とプライドが詰まっているこの商品。クラフトエイドのある東京事務所に試作品が届く度に毎回改良が加えられ、2018年の新商品として、お客様のもとに届けられるようになりました。

今回の出張を振り返って

初めて訪れた山田町と気仙沼でしたが、海岸は防潮堤の建設が進み、海が少し遠くなってしまっているように感じてしまいましたが、あんでねっとのお母さんたちの海の恵みに感謝し、復興支援として特産品を広めながら、さらにアジア子どもたちのために恩返しをしたいというたくさんの想いに、私たちクラフトエイドは何が出来るのか改めて振り返る機会になりました。あんでねっとのお母さんたちの作った商品とお客様をつないでいく懸け橋として、クラフトエイドはこれからも活動していきたいと思います。あんでねっとの商品をどうぞよろしくお願いします。

出張裏話

お母さんたち自慢の手作り料理たち。この出張でたぶん体重が3キロは増えたのでは。。。。?お母さんたちの“おもてなし”に感謝です。
下の写真の黄色いタッパに入っているのが気仙沼地方の家庭に伝わる郷土料理“あざら”。もともとは春先になって白菜漬けが酸味を増し、捨ててしまうのがもったいないというところから、白菜の古漬けとアコウダイのアラを酒粕で煮込んだもので独特の味わいがクセになる一品。お土産でたくさん持たせてくれました。他にも、炊き込みご飯や手作りケーキ、タラやサンマの汁物などなど。
今回お世話になった山田町、大谷のお母さんたち、本当にありがとうございました。
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