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教員研修の会場

2019.2.3   ネパール

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ナマステ。ネパール事務所の三宅隆史です。1月に図書コーナー研修を12校の47名の教員を対象に各2日間、3カ所で実施しました。本や紙芝居を学校や図書館に配るだけでは、有効に活用されないことから、シャンティのどの事務所も必ず図書活動研修を実施しています。この研修の目的は、シャンティが小学校の各教室に設置する100冊の本を配架した図書コーナーとシャンティが開発、配布する防災紙芝居4タイトルを教員が有効に活用できるための知識と技能を習得することです。
昨年度は、ホテルで2回に分けて実施したのですが、会場が学校から離れているため、参加者は宿泊をしなければならず、特に女性教員からは自宅から通える場所で実施してほしいという声が多かったため、学校から近い会場で実施することにしました。また絵本や紙芝居の読み聞かせの練習を重視する研修なので、1回の研修の参加者を少なくした方が良いとの反省から今回は3回に分けて実施しました。その研修会場をご紹介します。

下の写真は1回目の研修会場です。事業地に行く途中によくお茶を飲むレストランの2階でした。十分な広さで、フロアーがカーペットでしたので、グループワークにも適していました。床は寒いのでカーペットの上に、ウレタンのような素材のマットを用意してくれました。 ただ主要道路(舗装されていないのですが)に面しており、 窓が防音ではないので、トラックが通る度に騒音がするのが難点でした。

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2回目の研修会場は、学校に併設された教員研修センターでした。窓がなく、この日は風が吹いていた上に雨が降っていたので、つらいものがありました。電気もなかったので、急きょ学校の高校生が電気配線を教室から伸ばしてくれ、1日目の午後からライトと電気ヒーターが使えるようになりました。

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眺望の良い研修会場からは、山の頂が見渡せ、雪が降っている様子がよくわかりました。難点は、寒いことと、隣が教室なので、子どもの声がうるさいことです。また休憩時間には図書コーナーに興味を持つ子どもが乱入してきました。

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3回目の研修会場は、老朽化した農協施設のオフィスでした。隣が研修室なのですが、震災後、家の再建が終わっていない数世帯の家族が、研修室で避難生活を送っているため使えませんでした。オフィスの机を端に動かし、スペースを確保することから会場の準備は始まりました。電気もなく、狭い、暗い会場でした。

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しかしながら、先生たちは文句も言わず、熱心に研修に参加してくれました。読み聞かせの練習や図書コーナー運営についての話し合いはグループに分かれて行うため、この会場は狭すぎて無理でした。そこで、施設の屋上でグループワークを行いました。この日は晴れていたので、日光の元の方が暖かく、快適でした。

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研修終了後、記念写真を屋外で撮影しました。参加者が持っているのは修了書と紙芝居です。

2015年4月の大震災の後、ネパールの先生たちは、トタン屋根でできた、夏は暑く、冬は寒い仮設教室で教えてこられました。劣悪な環境においても、知恵を絞り、忍耐強く、学ぶことができる先生たちに感銘を受けました。(この事業は外務省NGO連携無償資金協力の支援により実施されています)

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