シャンティブログ

  1. ホーム
  2. シャンティブログ
  3. パワフルなインドネシアのお母さん

パワフルなインドネシアのお母さん

2019.5.15   寄付募集中緊急救援

こんにちは。事業サポート課の竹本です。カレンダーを見ていて気付いたのですが、5月には家族に関する日がたくさんあります。5月5日は子どもの日、5月12日は母の日です。そして、今日、5月15日は国連で定められた国際家族デーなのです。ゴールデンウィークにご家族と過ごされた方も多いと思います。今日のブログでは、復興を目指すパワフルなインドネシアのお母さんたちの姿をお伝えしたいと思います。

現在、シャンティでは昨年9月に発生したインドネシア、スラウェシ島地震の被災女性を対象に生計回復支援事業を行っています。この事業では、女性グループごとに身近な食材を使って、魚フレークやココナッツオイルといった加工食品を製造・販売することで収入を得て、復興のための基盤を作ることを目指しています。

女性グループメンバーと製造途中の魚フレーク

女性グループのメンバーと製造途中の魚フレーク

ココナッツオイル製造の様子

ココナッツオイルの製造の様子

逆境に負けないインドネシアのお母さん

本事業でココナッツオイルを生産する女性グループのリーダー、アルフィアナさんは3人の子どもたちのお母さんです。彼女は「私たちは、収入の向上を目指しています。」とやる気にあふれています。

アルフィアナさんの女性グループメンバーとシャンティ職員

アルフィアナさん(中央、白地にカラフルなスカーフ)のグループメンバーとシャンティ職員

別の村でココナッツオイルを製造している女性グループのリーダー、スリヤ二さんは4人の子どもたちのお母さんです。地震で被害を受けたスリヤ二さんの家は、かろうじて、まだ暮らせるほどの被害でしたが、液状化現象によって、農地に大きな被害があり、ほとんど農作物を育てられなくなってしまいました。

スリヤ二さん

スリヤ二さん

このグループのメンバー、6人の子どもたちのお母さんであるアルフィアンティさんは自宅が震災で大きく壊れてしまいました。現在も、壊れた家の前に建てたテントで子どもたちと暮らしています。

アルフィアンティさん(左)

アルフィアンティさん(左)と同じ女性グループのメンバー

ココナッツミルクを使ったインドネシアの伝統菓子、ドドルを作る村のウウンさんは、震災で自宅が壊れたため、家族と一緒に仮設住宅で暮らしています。3人のこどもたちが今も震災のトラウマを抱えており、自宅のあった場所に戻りたくないと思っています。
「震災後の私の願いは、まずは生きのびて、それからより良い生活に変えていくことです。ドドルの製造や販売では困難もあります。しかし、壁にぶつかってもなお、メンバー同士の仲がよく、一緒に問題に立ち向かうことができています。」

ウウンさん

ウウンさん

ドドル製造の様子

ウウンさんの女性グループがドドルを作っている製造場所の様子

本事業の女性グループのメンバーの多くがいまだに、幼い子どもを抱えながらテントでの生活を余儀なくされています。彼女たちの多くが、震災の影響で夫や自分の収入が大きく減っていると話していました。液状化現象で農地が使えなくなったり、津波で船が壊れたりしたため、以前のように農業や漁業ができなくなっているからです。ある女性が、「震災前は、働き口があり、自分も十分に働くことができましたが、今は多くの人が働きたいと思っているのに、以前より働き口が減っています。」と話していました。

子どもたちだけでなく、彼女たち自身も災害のトラウマを抱えています。村の女性グループで仲間たちと活動することが癒しとなり、心の支えになっていると話してくれた人もいました。困難な状況でも、家族を養うために、子どもたちを育てるために、お母さんたちが一歩一歩、進もうとしています。がんばっている彼女たちの目は力強く輝いています。

女性グループメンバー

本事業は寄付を募集しております。インドネシアのお母さんたちのため、ご協力お願いします。

現在実施中の事業は、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成と皆様のご支援を受けて実施しております。

「インドネシア地震 緊急募金」受付中

郵便振替: 00150-9-61724
加入者名: 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
*払込取扱票の通信欄に「インドネシア地震」と明記して下さい
*備考の枠に「免」と明記して下さい(窓口で手続きした場合、払込手数料が免除されます)

今すぐ寄付する

インドネシア地震 関連ページ

■プレスリリース

【03/28】被災女性の生計回復支援事業 -復興を目指す女性の自立を支援しています-

■インドネシア地震 関連記事

シャンティブログ「インドネシア地震」

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。