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コミュニティハザードマップを作りました

2019.11.6   ネパール

ナマステ。ネパール事務所長の三宅隆史です。10月中旬にやっと雨季が終わり、校舎建設や防災研修を再開できるようになりました。「被災学校の防災能力強化事業」の2年目の建設支援校の一つであるジャヤブッダ校で、第三回目の防災研修にあたる「コミュニティハザードマップ作り」を行いました。

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グループに分かれて、担当地域を決め、先生と一緒にコミュニティを歩き、観察しながら、①土砂崩れや地震の際の危険な場所、②防災に役立つ施設や場所(日本の場合消火栓や消防署がありますが、ネパールの農村にはこのような施設はないので避難場所として使える空き地など)、③4年前の地震の際、被害を受けた場所をメモに書いていきます。また住民からコミュニティで起きた災害(4年前の地震や過去に起きた雷や土砂崩れなど)についての話を聞きます。

ウォークが終わると、教室に戻って、コミュニティで見た上記の3点について地図に記していきます。また住民から聞いた話は、ポストイットに記していきます。

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最後にグループの代表が児童全員に作成したハザードマップと住民から聞いた話を発表します。親や学校運営委員会メンバーも児童の発表会に参加します。

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課題は、日本の学校では行政が作成したもともとある地図を使ってハザードマップを作るのですが、ネパールには地図がないので、先生がまず地図を描かなければならないのですが、これが結構難しく、正確な地図が作れないことです。しかしながら、地域を歩き、住民から話を聞き、地図を作り、発表するという体験型の学習活動を通じて、危ない場所や安全な場所を把握できるとともに記憶が薄れていく4年前の震災について、児童は学ぶことができました。本事業は外務省の日本NGO連携無償資金協力の支援を受けて、実施されています。

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