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シャンティな人たち「生活協同組合パルシステム東京 政策・環境推進部 政策推進課 課長|山中裕子」

2020.7.13   東京事務所より

パルシステム東京は、安全で安心な食品をお届けする生協(CO・OP)です。1都9県10生協で構成しているパルシステムグループの一員で、「私たちの『選ぶ』で未来は変わる」をスローガンに、作り手のくらしや環境にも想いを馳せ、持続可能な社会を目指す取り組みを続けています。2017年には「第1回ジャパンSDGsアワード」で「SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞」を受賞。そんなパルシステム東京との関係は、1997年、バングラデシュのサイクロン被災者支援カンパがきっかけでした。

01 「ストップ!児童労働キャンペーン」に賛同し「児童労働にNO!」のレッドカードを掲げる政策推進課職員(左端が山中)
「ストップ!児童労働キャンペーン」の「レッドカードアクション」に参加(左端が山中さん)

「平和カンパ」で世界の子どもたちへ支援

パルシステム東京は、食品などの宅配事業、高齢者福祉や保育園などの福祉事業、生産地とともに取り組む再生可能エネルギーの電力事業、「助け合い」の輪をつなげる共済事業という4つの事業を展開しています。また、作り手と交流する産地ツアーや小学校でのお米の出前授業などの‶食育活動″、石けん利用の推進などの‶環境活動″、国際協力や戦争体験の継承などの‶平和活動″にも力をいれています。

1996年からは紛争や難病、貧困など世界の厳しい状況にある子どもたちの支援を目的に、パルシステムの利用者(組合員)が食品の注文と一緒に募金をする「平和カンパ」に取り組んでいます。

その平和カンパを2012~19年にかけて、シャンティさんが支援するタイ国境のミャンマー(ビルマ)難民キャンプの図書館事業に活用いただきました。他にも、難民問題を考えるワークショップや、イベントでのクラフトエイドの販売などで連携してきました。

都内の組合員27万人に安心安全な食材をお届けしています02
パルシステム食品の宅配事業の様子

「ふだんのくらし」の中でできる平和・国際協力活動

パルシステムは、物語のある商品や体験を届けることを大切にしてきました。例えば、人気商品の「バランゴンバナナ」。砂糖の国際価格暴落の影響を受けたフィリピン・ネグロス島で、職を失った人々の自立を支援するため、フェアトレードのバナナの取り扱いをスタート。このバナナを「選ぶ」ことで、人々の暮らしを支え、農薬を使わない栽培は、人々の健康や地域を守ることにもつながっています。価格や品質だけでなく、商品ができるまでの背景や、社会・環境に与える影響を考えた商品を「選ぶ」ことで社会を変えていくことを目指しています。

シャンティさんと取り組む国際協力や平和活動も、この考え方が根底にあります。安全安心な食や暮らしは、平和な社会が背景にあるからこそ。平和を当たり前と思わず、努力して守っていくために「ふだんのくらし」の中でできる平和・国際協力活動を続けています。

「絵本を届ける運動」親子ボランティア体験④
「絵本を届ける運動」親子ボランティア体験の様子

シャンティは同じ志を持ったパートナー

組合員の多くは子育て経験のあるお母さんです。絵本や図書館活動を通して、子どもたちに学びの楽しさを伝えるシャンティさんの活動は、多くの共感が寄せられています。

最近は、組合員から「ボランティアをしてみたい」という声が多くなりました。そこで今年は「絵本を届ける運動」の親子ボランティア体験を開催しました。参加した親子から「これなら私にもできる!と思えたことが大きな収穫でした。娘の『家でもできるね』という言葉がその証拠です」という声も。

体験を通じて、世界の問題に目を向け、「お互いさま」や「助け合い」の気持ちを育む機会をたくさん作っていくことが、パルシステムにできる「国際協力」の形。生活者目線の国際協力活動を、今後も絶やさず広げていきたいです。

シャンティさんとは、寄付する、される、という関係ではなく、同じ志を持ったパートナーだと思っています。これからも地域の自立を大切に、人々に寄り添うシャンティさんらしい支援活動に取り組んでいただきたいです。

「絵本を届ける運動」親子ボランティア体験①
「絵本を届ける運動」親子ボランティア体験で完成した絵本を持つ子どもたち

「シャンティな人たち」

本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.303 (2020年冬号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。

ニュースレター「シャンティ」は年4回発行し、会員、アジアの図書館サポーターに最新号を郵送でお届けしています。

シャンティは、子どもたちへ学びの場を届け、必要としている人たちへ教育文化支援を届けています。引き続き、必要な人へ必要な支援を届けられるよう、月々1,000円から継続的に寄付してくださる「アジアの図書館サポーター」を募集しています。

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