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世界の絵本を読んでみよう「隼、鹿とねずみ」アフガニスタン

2020.7.18   アフガニスタン

シャンティ国際ボランティア会は、良質な本が少ないアジア各国・各地域で独自に制作した絵本を出版しています。子どもたちに質の高い絵本を提供できるよう、現地の作家やイラストレーターを対象とした専門家による研修を実施したり、少数民族たちに口頭で伝承されてきた民話などを絵本にまとめる活動を行っています。

今回、ご紹介する絵本は、2005年にアフガニスタンで出版した「隼、鹿とねずみ」です。

表紙
「隼、鹿とねずみ」表紙

 

ページ1

あるところに隼と鹿とねずみが仲良く暮らしていました。ところがある日、隼は鹿に言いました。「ねずみは小さくて何もできない。これからは僕たち二人で仲良く暮らそう。ねずみは必要ないよ。」

 

ページ2

それを聞いたねずみはとても悲しくなって言いました。「僕は小さくって弱いって?いつか君たちだって僕を必要とするときがくるさ。」隼と鹿はねずみを笑い飛ばすと去ってしまいました。

 

ページ3

ある日、お腹がすいた隼と鹿は森に出かけました。森に着くと、鹿は猟師の仕掛けた罠にはまってしまいました。鹿は助けを求め、森のたくさんの動物たちがやってきましたが、助けることができません。

 

ページ4

そのとき、隼はねずみのことを思い出し、ねずみの家へ飛んでいきました。隼は鹿が罠にはまってしまったことを話し、ねずみに助けを求めました。

 

ページ5

ねずみは隼に「早く森へ連れていってくれ。」と隼と一緒に飛び立ちました。ねずみは鹿のところへいくと罠を歯でちぎりはじめました。ねずみは鹿を助け出しました。

 

ページ6

隼と鹿はねずみにお礼を言うと仲間はずれにしたことを謝りました。そして再び仲良く暮らし始めました。

 

「世界の絵本を読んでみよう」シリーズ

本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.302 (2019年秋号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。※ニュースレター「シャンティ」は年4回発行し、会員、アジアの図書館サポーターに最新号を郵送でお届けしています。

 

・世界の絵本を読んでみよう「若いめすねずみの結婚相手」ミャンマー
・世界の絵本を読んでみよう「特別な子ども」ラオス
・世界の絵本を読んでみよう「私の好きなカレン月」ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

 

まだ本を知らない子どもたちへ届けるために

シャンティは、本が足りないアジア各国で、絵本を出版する活動を行っています。出版絵本は、日本の個人、企業、団体のご支援をいただき、現地で制作、出版しています。出版した絵本は、シャンティによる研修を受けた教員や図書館員がいる学校、図書館などへ配布、配架され、子どもたちの手元に届けられています。

一人でも多くの子どもたちに絵本を届け、子どもたちが生きる力を身に着けられるよう引き続き取り組んでまいります。ぜひ、活動へのご支援をお願いいたします。

読み終えた本がありましたら、ぜひ集めてお送りください。集めてお送りいただいた本の買取額が、アジアの子どもたちの教育支援の寄付になる「本で寄付するプロジェクト」を行っています。

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